kazunosukeの日記: 紙媒体とネット・コンピューター媒体 4
よく「紙媒体の時代は終わった」というように言われることがあります。
つまり新聞にしても辞書にしても、ネットで読めるし電子辞書という便利なものもあるし、
もう従来のものは必要ない…と、いうことでしょうか。
僕はそれに異議を唱えたいです。
紙とコンピューターというものはもちろん競合している部分はありますが
全く別の要素もありますよね。
たとえばネットの新聞記事を読む場合、記事の内容はトピックごとに別のページへと
リンクしてあります。
これだと自分の読みたい見出しを簡単に探し出すことができるし、
非常に見た目もすっきりしています。
興味のある・ない内容の記事がごちゃまぜの状態にないからです。
だけど、それは逆に自分の興味がない記事を読む機会を減らすことに
なっているとは考えられないでしょうか。
必ずそこには「記事の見出しをクリックをする」動作があるので、
記事の見出しのみで、内容を全く目にすることもないものも出てくるでしょう。
この隣の記事の「ついで読み」は新聞のほうが圧倒的に多いような気がするのですよ。
新聞は全然関係ない記事の文章が、すぐ隣にあって、リンクで他ページへは繋がってませんから。
「まぁ、自分の読みたい記事だけ読めれば良いんじゃないの?」
という考えはもちろんありますけど、知ってて無駄というものは少ないですよね。
どうせニュースを頭に入れるなら「必要なものだけ」と割り切らないほうが良いんじゃないの?と、
僕はそう考えます。
あとは辞書。
電子辞書は非常に便利です。コンパクトで持ち歩きにも適していますし。
だけど従来の重くて持ち歩きにくい紙の辞書(?)もなくならないと思います。
なくしては勿体ないですよ。
学生時代にある国語の先生が「辞書は読み物だ」と力説しておりました。
僕もそう思います。
たとえば「恋愛」という言葉を手元の新潮国語辞典で引いてみると、
レンアイ【恋愛】特定の異性をこい慕う情。こい。ラブ。
と書いてあります。
じゃあ、その「恋愛」の前には何が書いてあるのかな…と思うまでもなく
クリックする必要もなく、「恋愛」の前にはその言葉と説明が書いてあります。
レン【鏈】くさり。または、くさりを数える語。
へ~。鎖は鏈ともいうのか。しかも鎖は1鏈2鏈…と数えるのね。
恋愛に少し手を加えると…鏈愛。全然意味が違ってくるよね…
と、バカなことも考えられるのです。
じゃあ「鏈」の前には何が書いてあるのでしょうか?
レン【簾】すだれ。みす。
「みす」ってなんだよ?
と一瞬思いますが、「みす」で調べるとちゃんと書いてあります。
そっか天皇の前にあるあれか。「みす」っていうもんなぁと納得。
こういう楽しみ方も(紙の)辞書にはありますよ。
…と、まぁ長々書いてきましたが、けっきょく何が言いたいかというと
紙媒体にも良さがあるし、ネットや電子辞書にも良さがあるということです。
それをどっちか一方が優れているというのは、短絡的ではないかなぁ、と思うわけですよ。
10年前に「これからはJリーグだ。プロ野球は廃れる」と言われましたが、
プロ野球は生き残りましたよね(別の問題で今後はわかりませんが)。
JリーグにはJリーグの良さもあるし、プロ野球にはプロ野球のよさもある。
僕はどっちも好きなので「Jリーグなんて」「プロ野球なんて」という声を聞くと
「紙媒体か、ネット・コンピューター媒体か」という不毛な議論と同じだと思うのです。
表の記事の「インターネットが『PENTHOUSE』を潰した」を読むと、そんなわけねーだろと思います。
『PENTHOUSE』が潰れたのはまた別の要因が大きいのではないでしょうか。
じっさいネットでできず、雑誌でしかできないことを編集者が考えられなかっただけのような
気がします(事実、そのようなコメントもありました)。
紙媒体とネット・コンピューター媒体の対立構造は、むしろ視聴者購買者にとっては大歓迎ですよ。
どっちが優れているということではなく、時と場合によって選べる選択の幅が広がったのですから。
ちょっと見方を変えてみましょう. (スコア:1)
kazunosuke 氏があげたコンピュータ媒体の欠点のいくつかは
時間が解決するでしょう.
ただ,現状では紙媒体の方がコストが安いのです.過去に
期待された電子書籍とかも,装置の値段が高いですよね.
電子データの方が明らかに配布コストがかからないので,
読む装置とあわせて本のデータの値段が文庫本や新聞の
値段と勝負できるようになれば,もっと普及するでしょう.
あと,業界のしがらみもあると思います.情報を紙に載
せることによっていろんな人が生活しています.紙屋,印刷屋,
流通,売店などですね.
記事の見出しをクリックして読まなければいけないのは,
コンピュータであるがゆえではなくて,単にディスプレイの
大きさがコストとの兼ね合いでなかなか大きく出来ないのと,
解像度の問題です.紙は 300 dpi 以上ありますがディスプレイは
せいぜい 72 dpi とか 96 dpi とかです.でもこれも,電子ペーパ
なるものが開発されているので,新聞くらいの大きさで紙と同じ
解像度を持ったディスプレイが作れるようになるでしょうね.
ついで読みの件も,たんにリンクが関連するニュースごとに
分類されている,だけであって,新聞みたいな構造にも出来ると
思います.技術的な問題でなく,編集の問題だと思います.た
だ見やすいと思う人が少ないので需要が少ないでしょう.あるいは,
関連するニュースごとにまとめないといけないと,WEB 版新
聞の編集者が思い込んでいるかです.現状のカテゴリーに分類
されている必要があるのかという疑問を問う必要があると思い
ます.というわけで,誰かついで読みができるニュースサイトを
作りませんか,受けるかもしれませんよ?
紙媒体がなくなるとか,野球がすたれるなんてのは,マスコミ
しか言っていないような気がします.そんなに周りの人がそう
思ってますか?そういっている人はたんに新聞の受け売りで発
言してたりしませんか?マスコミって怖いなぁ..
気付かなかったのかも (スコア:1)
よく考えてみたら、殆どのWEB新聞は同じようなレイアウトになってるし。
それだと選択の幅が狭まっているんだよなぁ。
知らず知らずのうちに。
>紙媒体がなくなるとか,野球がすたれるなんてのは,
>マスコミしか言っていないような気がします.
>そんなに周りの人がそう思ってますか?
あれ。思ってないのかな。
「紙媒体うんちゃら…」は、すらどの日記でも記事コメントでもよく目にするから
日記のネタにしてみたんだけど。
「野球が廃れてサッカーがうんぬん…」は、ちょうど僕らが中学生のときに
Jリーグブームがあったでしょ。
そのときサッカー部をはじめ、今まで野球が好きではなかった同級生の
殆どが言っていたような印象があります。
僕は野球部だったから肩身が狭かったのをよく憶えていると。
yt氏は、熱い野球ファンだったり、サッカーにハマったりということはあったのかな?
野球・サッカーにそれほど興味がなかったのなら、そういうことは耳に入らなかった
(あるいは気にも、とめてなかった)のかもしれないね。
今だからマスコミの言うことに「ほんとかよ?」って疑る技も憶えたけど
当時は中学生じゃん?
まっさきに新聞・マスコミ発の流行りものには乗るって。
#yt氏のことだから中学のときから独自路線を突き進んでいなかった
#とは言い切れないけど。
#…いや、むしろ突き進んでいて欲しい(ぉ。
ペーパーコンピューターができれば (スコア:1)
------
世界は狭いし唯1つだよ 仲良くしようぜ基地外どもゆ?
個人情報の秘匿WA破滅eNO第一歩也。
そしてオイルショックになったら、お尻を拭く (スコア:1)
「SFみたいに、そんなものができるのかな~」
なんて思ってると、ほんとうに出来ちゃうんですよね。
そうやって科学技術は進歩してきたわけですから。