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kazunosukeの日記: こんな本を読んだ(その8) 2

日記 by kazunosuke

 『世界の中心で愛を叫んだけもの』

 「世界の中心でアイを叫んだけもの」

 『世界の中心で、愛をさけぶ』

#いずれもAmazon.co.jpより

 いっつも渋谷のブックファーストで気になっていた本がありました。
「タイトル、まんまパクリやんけ!」といった感じの本。
でも、これはあれのタイトルをパクっているのだろうけど、パクリのパクリ先からは
内容はパクっていないのだろうなと、思いました(書店にあった紹介文を眺めていて)。
だって肝心の「けもの」が抜け落ちているから。。
#パクリの大元である『世界の中心で愛を叫んだけもの』は
#いきなり1ページ目で280人もの人間を殺しています。ねんのため。

 あんまり気になったので、買ってみました。
久しぶりに読む小説です。帰りの電車の中で読んでいました。
家に帰って夕飯までの30分で読み終わりました。
ぜんぜん泣けませんでした。
帯に「泣きながら一気に読みました」と書いている、柴咲コウさんには申し訳ないけど。
ライトノベルでしたね。ウルトラライト、エクストラライト。
小説の内容は高校生のときに、付き合っていた彼女が白血病で死んでしまう話なんですけど、
もう殆ど使い古されているネタだしなぁ。
なんかね、もう人間の死を扱っている小説は、こってりとしたものじゃないと
ハラにこないのよ。
ライトノベルというものは、普段は全く読まないのだけど、どちらかというと
家にある氷室冴子さんの小説に雰囲気は似てるかな
(ただ、氷室冴子さんの小説は人は死んでいませんでしたが)。

 それと小説に出てくる表現というか、なんというか書き方、描かれ方が
どっかで「読んだ」「見た」ことあるものです。
それは小説であったり、漫画であったり、ドラマであったり、映画、CMの類かもしれない。
あと、この小説のタイトルは編集の人が考えた・・・という話もどこかで聞きました。
そう考えると、この編集さんの付けた名前というのは隠喩を含んでいるものなのかと
納得してしまう部分もあります。
つまり「コピペですよー」と、このタイトル自らから主張していると。
#でも、編集さんも「このタイトルを使っちゃってもみんな気付かないよね」と
#思って付けた名前だったらゲンナリだけど・・・。

・・・なんて、さんざん、いちゃもんばっかり付けた小説ですが、現在100万部も売れている
ということは、それなりの理由があるということです。
例えば映画なんかにしてもそうですよね。
ある人が「うわ、しょーもな」と思う作品だったとしても、隣の人は感動していたり。
だから、売れているということは、それだけ存在価値があるということ。
僕は残念ながら今読んでみて、その良さはわからなかったけど、50年ぐらい経って
おじいさんになっていたら感動するかもしれない。
それか、なんにも世間のササクレも知らない、つるつるした中学生のときに
これを読んでいたら感動していたかもな。
実生活の恋愛がドロドロしすぎて、あるいはまだ恋愛に奥手な人は
プラトニックなこの小説に惹かれるかもしれません。
合う合わないはありますけど、話題作ですし、話のタネにも読んでみては如何でしょう。。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 「こんな本を読んだ」シリーズ、面白いです。
    本題と関係なくて申し訳ないですが、AmazonのURLは、
    ~/ASIN/~/ までに削ったほうが簡素で良いと思います。
    /qid=~ 以降の文字列は第三者には無意味であるばかりか、
    最後の 249-~ の数字は個人を識別するクッキーのような
    ものですから、(スコア:-1, 余計なもの) です。
typodupeerror

あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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