kazunosukeの日記: 記念日の記念日 3
むかし、
ある女の先輩がいっつも何かを手帳に書いていました。気が付くとメモしているという感じで。
いつも気になっていて「何を書いているんですか?」と覗き込みながら聞いてみると
大抵「見ちゃダメ!あっち行って」と言われてました。
あるとき、その○○さん(先輩の名前です)が異常に慌てふためいていました。
わけを聞いてみると「手帳をどっかに置いてきた」と今にも泣き出しそうです。
僕も心配だったので手帳を探すのを手伝いました。話を聞いて行った場所に立ち寄ってみました。
・・・ありました。
何が書いてあるのかとっても気になったけれど、そこで見るのはズルいと思い、そのまま渡しました。
○○さんは僕をバシバシ叩きながら狂喜乱舞し「たよりになる弟だなぁ」と何度も僕に言いました
(ことあるごとに○○さんは僕に“弟”と言い、自分のことは“おねえさん”と言っていたのです)。
「中見てない?」とおねえさんは聞きました。
「見てないっすよ」と僕。
「あ、知ってた。かずのすけくんは見れるわけないからね」とおねえさん。
僕はムッとしながら、こんなことなら見ておけばよかったと思っていたら意外な一言。
「ちょっと中身見てみる?」
その手帳にはこんなことが書いてありました。
×月×日 ○○記念日
×月×日 △△記念日
×月×日 ◎◎記念日
×月×日 ▲▲記念日
×月×日 ☆☆記念日
×月×日
・・・
#○○、▲▲のところには「アイスクリーム」とか「自転車」「フレミングの右手」
#「ウォークマン」「中華人民共和国」なんて、よくわからない言葉が入っていました。
「なんですか、これ?」と僕。
「だから記念日だって」とおねえさん。
「それは見ればわかりますよ」と僕。
「だからね。これは記念日なの。いっつも何かの記念日だったらうれしいでしょ?
なにか良いことや嬉しいことがあったらそれを即席の記念日にしちゃうの。
そうすればいつでも“あ、今日は何かの記念日だ”って思えるかなぁ・・・って」
「はぁ。毎日『サラダ記念日』ですね・・・」と僕。
「そうそう。君はそれ、読んだことあるんだね」とおねえさん。
おもしろい人がいるもんだなあと思いました。
先輩をつかまえて「おもしろい」とは失礼ですけど、そう感じるのだからしょうがない。
○○さんの記念日はまだ続いているのかな。
今日は何の記念日だったけ。
今日は2月13日だから僕が手帳を見つけた日(だったと思う。アヤフヤ。
だから今日は「記念日の記念日」。
でもねぇ…… (スコア:1)
今日何の日だか知ってる?
と聞いてくるような人は、かなんかなぁ
聞くだけならまだしも、
答えられなかったときに怒りだしたりしたら、もう
うーん (スコア:1)
と聞かれても答えられない場合が殆どですから、いつも激怒されているような気がします。
聞かれても別に僕は苦にならないかな。
ただ、いつも答えられないので聞いた方が苦になるとは思いますが(ぉ。
いいんじゃないですか、それだけ自分の何かを知ってもらいたい、あるいは
記憶を共有していることを確かめて、安心したいという気持ちはわからないでもないです。
そういう捉え方なら (スコア:1)
その上怒られたら、あまり気分のいいものじゃありません
まぁ、そのへんは人間が小さいということなんでしょうね
毎日が特別な日だったらいいな、
というのはいいけど
わたしは特別な日を普通の日にしてしまいたくはないから
たまにくる日を心待ちにする方がいいです