kazunosukeの日記: 0430『隠し剣 鬼の爪』 2
日記 by
kazunosuke
『隠し剣 鬼の爪』を観に行きました。
どうなのよ?山田時代劇第二弾と思いながらもつい観てしまっていた自分。
『たそがれ』と時代設定も場所も殆ど同一で寅さん化の匂いがプンプンするんですが・・・
でもそれで良いんじゃないのと思えてしまう完成度です。確かにシリーズものというのは
主人公をはじめとする登場人物のキャラクターによって成り立つのかもしれません。
しかし単発であっても時代劇という限られた同一枠の中で、別のキャスティングを使い
「同じだけど違うもの」を作ってしまう監督の凄さがジワジワ染み出す作品です。
主人公の永瀬正敏の葛藤と時代の変化に気付きながらも最後まで実直さを捨てない潔さ。
それが松たか子との距離感にあらわれていて、観ていて最後までドキドキの自分。
冬ソナに熱中するオバサンを笑えないですよ・・・って、そういうことなんですよね。
純愛ブームと呼ばれる今、そういう古き良き時代を(経験したことがない僕でさえも)どこか
惹かれてのめり込んでしまう2時間半。全然長く感じなかったですよ。
もちろん恋愛だけの映画ではありません。決闘が終わってそこでエンドロールと思いきや
最後に出てくる鬼の爪。ああ、そういうことなのかと。
何のひねりもどんでん返しもなくあくまで王道を突き進む映画。
毎回言っていることですが日本映画に求められるものは、この安心感なのかもしれませんね。
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採点・☆☆☆★
(☆20点、★10点、100点満点)
『誰そ彼れ』 (第1段の話ですが…) (スコア:1)
最後の10分が撮れていなかった。
めちゃくちゃいい所。
映画や試写を見た人たちに聞いたけど「わすれた」って。
「真田さんとりえちゃんはどうなったんだ」と悶々としているのだけど、あと10分だけという
悔しさからレンタルもしていない。せこい私。
雨のしずくの音さえ、さびしさのある趣として表現できるのも
日本映画のいいところですよね。おこげの味がわかるのも日本人だし。
日本人でよかったと思えるちょっとした瞬間です。
-------☆桜色にぽっ☆poka---
ありがとがんす (スコア:1)
『たそがれ』の基本は時代劇と山田洋次作品なんですよ。ハッピーエンドじゃない筈がないでしょう(笑。
日本映画は大好きです。ほんとうに何年も日本に暮らしてみないとその良さは
肌で感じ取ることは難しいのかなと思ったり。ただ日本映画は好きなんだけど
日本映画の行く末は心配しております。それはソフトの問題ではなくてもっと別の日本映画を
取り巻く環境なんですけどね。。。