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kazunosukeの日記: 0506『ネバーランド』

日記 by kazunosuke

 『ネバーランド』を観に行きました。
ピーターパンを作った劇作家と、そのヒントとなった父親を亡くした家族の話です。
俳優陣の演技はもちろん、脚本、演出すべてが良かったです。
特にジョニーデップ、素晴らしかった。実在人物である劇作家ジェームズ・バリや
ピーター少年とは本当は違うのかもしれないけれど、そんなゴシップはどうでもいいです。
映画を語る上では意味はない。

 ネバーランドは御伽の国の話。それを誰もが子供の頃は信じているけれど、いつしか御伽の
夢の世界を自分で排除しようと努めるようになる。でも、本当は現実に向き合っているようで、
失望と慄きから目を背け、感情を押し殺し、それを「大人になった」と自己暗示で無理やり
納得しようとしている。大人になった方が傷付かない? そんなことはないよ。
遠ざければ遠ざけるほどリアルな世界はそこにあるんだ。

 胸が痛い。「大切なのは信じる力だ」とジェームズ・バリは言う。少年に降りかかる悲劇は
それを体験したものでしかわかり得ない。どんな言葉も励ましにはならないけれど、
それでも「信じる力」なんだ。説得力なんてないよ。でもそうなんだ。
自分の弱さをどこまでも感じる。僕は大したことじゃなくてもすぐに信じることをやめる。
でもそんなに大したことじゃないんだ。信じてみよう。信じよう。

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 採点・☆☆☆☆
(☆20点、★10点、100点満点)

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