kazunosukeの日記: 遅すぎることなんてない
昨日から調子がおかしかったんだけど、今は本格的に声が出ません。変声期の中学生のようです。僕は普段から声を張り上げても喉に負担がかからず声がかれたりはしません。それはたぶん生まれ持った声帯なのか、知らず知らずに喉に負担がかからない声の出し方になっていたのでしょう。でも今日は全然ダメ。
原因はわかってます。今日は週に2日しか行かない学校(今までも働いていた職場)だったのでコマがぎゅうぎゅうに詰められています。そして本日最後の授業は週に1回の高校3年生の演習授業でした。当然、授業は1時間分で終わるわけもなく延長延長で100分授業。で、授業後に「わからないところを聞きに行っていいですか?」と言った奴がいて「いいよ。ガシガシ聞きに来なさい」と軽くオッケーを出しました。
そして職員室。「この問題の解き方はわかる?」「・・・わかりません」「じゃあこれは? 去年○○先生に教わった?」「いえ・・・」「うーん。これならわかるだろう?」「・・・」という具合で、いちばん最初からやり直しました(それでもまだ終わってない。全然終わらない)。本格的に僕の声が出なくなったので、とりあえず今日のところはおしまいにして、やったところを家に帰って自分で見直しなさいと彼を帰しました。それで時計を見たらマンツーマンで2時間以上経ってたよ・・・。
彼は医者になりたいそうです。でも授業料の問題もあって国立の医学部じゃないと行けないのです。だから何としても苦手の文系科目を高得点でセンター突破したい、できれば8割5分は取りたい・・・と言ってました。また来週聞きにくるそうです。
「先生が僕に言ったこと覚えてますか?」「え? 何か言ったっけ?」「僕が“医学部を狙うのは今からじゃ遅いですよね・・”って言ったら・・・」 確かに言った「勉強に遅すぎるなんてことはないんだ。そんなことを考えずに、今、死ぬ気でやりなよ」って。思い出した。「そんなことまだ覚えてたの? そういえばしばらく前にもそう俺に言ったよな?」「はい、だって・・・そう思ったから。いつも思い返してます。遅くないですよね?」「・・遅くないよ。でも一生懸命やらなきゃダメだけどね」「がんばります!」
文章にすると、めちゃんこドラマ(?)っぽいけど普通のやりとりだったんですよ。でも何の気なしに言った言葉が、彼らをやる気にさせることってあるんですね(ということはその逆もあるということか。気をつけよう・・)。今日も僕が彼に励まされました。声が出ないけれど、もうひと頑張りしてから寝よう。いつも自分が励まさなきゃいけないのに、生徒から励まされてばっかりだな・・。スーパー教師になれるのはいったいいつの日のことだろう。。。。
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