kazunosukeの日記: 騙されろ
「人気あんのかな?」
そう思うときがある。顔なんて全然かっこよくないのに。たぶん生徒はそういうところはあんまり見てない(ハズ)。とにかくいい印象を持たれるのは嬉しいことだ。誰だって。そして嬉しいのには理由がある。そのいちばん大きなものが「彼らが僕に騙されている」という事実だ。
こっちだって好かれようとしてやっているわけではない。もちろん確実に嫌われる場合もある(一定のパーセントでは「ウザ」がられ嫌われる)。嫌われるのはつらい。でも媚を売ることをしたら逆に全ての人の信頼関係を失うことになる。そんなことはわかっている。だからこちらも妥協しない。そこに辿り着くまでの方法はいろいろあるけれど最終的な信念は曲げない(しかし自分が間違っていることに気付いたら即行全力で平謝るけど。すぐに謝るけど)。
最終的にはうまくいくと信じてる。だからやっていけるんだ。でも真実はたぶん違う。全部が金八のようにソーラン節でめでたく終わるわけじゃない。でも期待はしている。だけど見返りは求めない。見返りを求めた瞬間、それは「やってやってるんだ。だから当然・・・」と偉そうな意識が芽生える。親が子供を育てるとき何か見返りを求めるだろうか。「この子は将来、私たちを幸せにしてくれる。私たちを助けてくれる」と思って育てる親はたぶんいないよ。そこにいてくれるだけで幸せなんでしょう? 今その時だって。与えてくれるんだ大切な何かを。こちらが催促するまでもなく。それだけでもうおなかが一杯だよ。
初心は忘れない。人はなぜか年齢をかさねると、仕事も慣れてくると、そのときの気持ちを忘れてしまうんだ。「そのときは若かったから。でも現実は違うんだよ。全体を考えるとこうするしかないんだ」なんて変な言い訳を自分にしながらね。もちろんベテランになっても熱い人はいる。情熱は伝わる。勘違いした情熱でも人の心を動かすときはある。斜に構えるのはつまんないよ。わかってるんでしょ、自分でも。すかした態度でいることで見渡してるフリをしている。お見通しだって。こっちだって伊達に何年も何年もスカしてひねくれてた人生を歩んでいたわけではない(バレないようにしてたけどな)。「度合いが違うだろ。何がわかる?」 わかんねーよ。ただあんたらがつまらなそうにしていることは確実にわかる。
「理想だよー。奇麗ごとだよ、それ」なんて言われるさ。「うっせ。そんなのわかってんだよ。でも奇麗ごと言って何が悪いんだ?」と逆ギレ。でもみんな笑うよ。その中に何人かジッとこっちを見ている奴がいる。納得しているのか感動しているのか疑われているのかムカつかれているのか何も考えていないかのどれか。でもこれが最終的には僕に騙されてしまうんだな。僕が僕自身を騙したように。
同じことばっか言ってるって? そうかもね。いつも同じことを言っている。わかってないな。わざとだよ、わざと。いい加減憶えちゃって、そのうちみんな僕と同じことを言えるようになっているさ。
騙されろ More ログイン