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kazunosukeの日記: 許せないこと

日記 by kazunosuke

 許せないことってどれぐらいあるんだろう?

 海外に住んでいた友人が年末年始のお休みで一時帰国して、2日ほど僕の家に泊まっていった。学生以来のしょうもない話を延々と真っ暗な部屋でふたり寝る前にしたよ(中学生の修学旅行かよ!)。彼はいろいろ現地で周囲の人の相談役になっているらしく、そこでのトラブルは、まぁどこでも同じだけど殆どが人間関係らしい。女性同士のギクシャクした人間関係とか。彼が語った多くのトラブルは男性の彼と僕からすれば「は?」と思うことだった。

 ある人が「許せない!」とフガフガ怒ったとしても、それを冷静に第三者が考えれば、別に大したことじゃなかったりする。渦中の人が「本人にとっては深刻な問題だよ!」と力こぶしを握ったところで、自分を別の視点からみることができてない未成熟な部位を暴露しているに過ぎない。そして次第に別の人間から見れば大したことではない「許せないこと」は悲しいことに当人の中でお互いに共有してきた過去をも否定するようになる。

 もったいない。それ以外に適当な言葉が見つからないな。最初から険悪だった人間関係なら10歩ゆずって仕方のないことだとしても(それでもどうにかできると思うんだけど)、当初は仲の良かったふたりが時間が経つにつれて嫌い合うということは納得できない。だってどちらかが「ごめん」といえば済むことだし、お互いに折れることができないというような人間だったら悲しすぎるよ。いろいろ問題が積み重なっても、好き合った過去は消えるものではないし、そのときの記憶は決して偽りではないよね。その掛け替えのない時間と少しの気持ちの行き違い(配慮が欠けたこと、言葉の足りなさ)は天秤にかけたとしても、必ず前者に軍配が上がるものだよ。違うかな?

 本当に許せないことってある? 誰かが死んだわけでもない。仕打ちや言葉で病気になるぐらい傷付いた…と言うなら自分はそれをしていないと言い切れるのかな。「別にもう一度仲良くなりたいとも思わない」「どうでもいい」なんて言葉は簡単に言えるものなの? どうだろう……僕は甘すぎるのかもしれないけど。「本当に裏切られたことがないからだ!」 そうかもしれない。「君はまだ若いから」 そうかもしれないけどさ。それでも僕はその人と幸せだった過去を否定するぐらいなら、すぐにでも許してしまう自分を選び続けるよ。

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