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keitaの日記: C・ダグラス・ラミスの学問論

日記 by keita
「C・ダグラス・ラミスの学問論」を読了しました。
meme本はまだ途中だってのに!

で、この本は前にも書いたような気がするんですけど、
リキエスタの出版物です。
リキエスタというのは岩波とかみすずとかの出版社がいくつか
集まってオンデマンド出版の実験をやっている集団なんですけど、
以前にオンデマンド出版の書籍がどの程度の出来なのかを調べようと
思ってこの本を買っておいたわけなんですね。

まぁそれはさておき内容ですけれど、うーん、イマイチ。
こういう考えに慣れていない人々には是非読んでもらいたい一冊なんですけど、
正直なところ自分にとってはあまり目新しいものじゃないんです。
想定した読者層が自分とは違っているのかも、という気がしてます。

しかし"こういう考え"を政治学の視点から語っているのは新鮮です。
特に「開発」などの言葉のインチキ臭さを政治学のコンテキストで明確に
しているところは、なるほどうまいもんだ、と思わせてくれます。
例えば文化人類学者が外からモノを言うと「ったく!」と思われるところも
政治学の流れから語られればより多くの人が納得してくれるかもなぁ、と
なんとなく期待しちゃうところがマジック。

でももう一歩踏み出して語って欲しい。
そんな感じ。

不満があるとすれば、どうしてこうも読み難い文章なのかな、ってこと。
文章が変とか下手とかそういう意味じゃなくて、
もっと簡単に説明しようと思えばできるものをなぜ難しく書くのか、って話。
外堀を埋めるのに一生懸命なのかも知れんけど、
それで本来の論の持つ力強さを失なっちゃってるのが残念。
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