ken_non_sumの日記: 揚水発電の、逆になったものと考えれば、まぁ (415) 1
電気は貯められない。電気を起こすものや状態をつくりだすことでそのかわりにするわけだ。
揚水発電というのは、電力が余剰の夜間や多雨期に、水を高所の貯水池に汲み上げておいて、(水が干上がらない程度の期間で)随時水力発電をおこなえるようにする、というものだ。
この揚水発電における、水、重力を、空気(あるいは真空)、水圧に読みかえれば、このツリーでも話しているように、くだんの構想もあながちに荒唐無稽というべきものでもないのかな、とも思える。
波浪や海流を用いた発電で、高水圧下に真空をつくっておく、というのは、そんなに気軽な、つまり、余剰電力に準じた扱いができるものなのかは知らないけれど。
というより、本質はそこなんだろう。どうにも割に合わない気がするのだ。メンテナンスもすごくめんどくさそうだ。
その海面での発電でエネループでも充電したほうがマシじゃね?とか思ってしまう。
1440 JST 追記
[Re: 問題は (#2109139) from AC]
蓄電を想像できなかった読者を非と責めるつもりはありません。
むしろこの記者は浜坂あたりに転属すればいいとボクは思っています。
ボクは、味方にできそうな人間まで敵に回したくないだけなので、教授を擁護してみようと試みたのです。まぁ、新聞社という権威は疑えても、アカデミズムという権威を疑うのは個人的にしんどいものがあるので、センセイと呼ばれる人に悪気はないのだ、という前提でつい動いてしまうというところです。
1500 JST 追記(つづき)
あなたの「詐欺的だろ」に込められた怒りは理解できます。ボクが鈍感過ぎるのです。もとより、仕組みばかりに注目して記事の煽りは読み飛ばしていたもので。
1530 JST 追記(つづき)
むかし左巻健男が、まぁ今もですが、ほんものの科学者はトンデモ科学に無関心で困る、もっと批判してくれれば、みたいなことを言っていたのを思い出しました。ほかの文脈においては、「科学の社会に対する責任」のごとき、知ったことかとばかり思ってましたが、そういう形での「責任」は、科学そのものを存続させるためのより直接的な要求といえるので、もっと受け容れられればいいのかも知れません。
そういう意味じゃこのエントリの当初の姿勢は望ましくなかった、ともいえるのでしょうかね。
問題は (スコア:0)
元の新聞記事が「原発千基分(1基分の発電量約100万キロワット)の電気を作り出すことも可能だ」とか「クリーンな自然エネルギーで国全体の必要量を賄える」みたいな書き方をしてること。それで蓄電を想像しろというのはふつうに詐欺的だろ。