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日記

ken_non_sumの日記: 親愛ならざる隣人 7

日記 by ken_non_sum

例年になく G 君の襲来を受けている。
今の住居に来て5年、これまでは2年に1度見かけるかどうかだったのだが、今年はもう3度目で、前回遭遇から僅か27日しか経過していない。
原因は何だろう。

(1) 昨年暮れに越してきた隣人が不潔
ちょっと変わった雰囲気で、かわいくない声で鳴く猫を飼っている、ヒューマンがレボリューションで頭がパーンな信仰を持っている(らしい)だけのありふれたおばちゃんなので、それほど疑ってはいないのだが。

(2) 俺が不潔
昨秋から春先まで気持ちが終わっていて、ホコリが積もるに任せていたのだが、先月大掃除をして相当きれいにした。ただし、依然として物が多い。
食べ物はほとんどなく、比較的乾燥しているので、彼等が好むタイプの場所ではないと思うのだが。

(3) 入居時に処置した侵入経路遮断工作が寿命
リフォーム業者が横着して、鴨居の裏がゴミと隙間だらけだったのを、引越しに使ったダンボール紙とガムテープ、それに金物屋で調達したスチールウールでもって埋めまくったのだが、紙というのは彼等も含め好物とされがちだし、ガムテープが剥がれてきている可能性もあるし、そろそろ更新したほうがいいかも知れず。
しかし彼等は案外律儀で、侵入に際しては玄関から「お邪魔します」と入ってくることが大半なのではないか、と思っている。夏の暑い頃だとよく玄関扉の下の隙間で夕涼みをしており、こっちが帰ってきて扉を開けたところ「お邪魔しました!」と外にすっ飛んでゆくのに出くわすから多分そう。

(4) 生態系バランスの崩壊
例年に無く、といえば、例年は逆に蟻が床を這いまわっていて厄介だったのに、今年は全然見かけない。ハエトリグモもそこかしこに居て、蟻を捕獲し、またそのひょうきんな振る舞いで心を和ませてくれたのだが、こちらももう居ない。理由は分からない。
これまでは先客が居てなかなか付け入る余地が無かったけれども、今は……、ということなのだろうか。

当分は玄関まわりに「ゴいス」を撒いておくくらいしか手はないだろう。しかし近所を歩いているとそこいら中からこの薬剤のにおいが漂ってきて、「本当にいいのかこれで」という気がしてくる。

彼等への過剰な嫌悪とは一体なんなのか、というのは、ボクにとって長期的な考察テーマとなっている。

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  • by kineko (38165) on 2018年06月18日 17時16分 (#3427539) 日記

    常に置いてる場合は、Gが食べ放題で喜びます

  • by Anonymous Coward on 2018年06月18日 9時56分 (#3427264)

    有名どころは手塚治虫の火の鳥だが、寝てる間とか目を離している間とかに体内に侵入されて~というのが。
    目に見えて広い範囲で動き回る寄生虫のような。

    • by shibuya (17159) on 2018年06月18日 16時43分 (#3427516) 日記

      トラウマをもたらしたマンガとなると…
      日野日出志『わたしの赤ちゃん』が個人的には最もクる。

      親コメント
      • by ken_non_sum (19466) on 2018年06月20日 1時29分 (#3428613) 日記

        『火の鳥』のあれは読んでいて気分悪かったですね。

        現実の話としては、名著「ゴキブリ大全」(青土社)に、寝ている人が鼻の脂を嘗められて目をさました、貧困地域の住民の耳(しかも両耳)に入り込んだのを医者がどうにか取り出した、という話が出ていますね。
        もっとも、よほど猖獗を極めていない限りそういうことは起こらないし、あっても命の危険までには至らないのではと思います。

        ; 新小岩の立ち食いカレーの鍋にネズミが混入していたなんて話もありましたね。
        ; G に関していうと、甲殻類に似ているのでアレルギー要因としてどうなのかも気になるところです。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2018年06月18日 16時39分 (#3427512)

    同居人という可能性はないのですか?

    • by ken_non_sum (19466) on 2018年06月20日 1時15分 (#3428608) 日記

      そうでないと思いたいのですが、今夜はなんとヤスデが出ました。ノロいので紙で掬って逃がしてやりましたが。

      こうなるともはや我が家の壁は外界との隔たりという意味を放棄し、空の下のあまねく生命は同居人なのかもしれません。

      親コメント
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