kenketsuの日記: 「ポチる」と心の中で思ったならッ! その時スデに行動は終わっているんだッ! 4
…というわけで、遂に、遂に新PCの購入ボタンをポチった。予算面もあり色々妥協はしているけれど、これで頑張る。構成は以下のとおり。
CPU: Intel Core i7-7700T→コメントでの指摘を受け、7700(無印)へ変更済
CPUファン: Scythe 虎徹 MarkII
マザーボード: ASRock Z270M Pro4
メモリ: 16GB(8GBx2) DDR4 PC4-19200 DualChannel
SSD: WesternDigital WD Blue WDS500G1B0A
HDD: TOSHIBA MD05ACA800
ビデオカード: ASUS STRIX-GTX1070-O8G-GAMING
ケース: Fractal Design Define Mini C Black
電源: Cyonic AU-550X
OS: Windows 10 Pro (64bit) DSP版
構成のポイント:
予算から少しだけ足が出たけれど許容範囲内。中身は随時入れ替えながら、これで10年くらいは持たせたい。
CPUはCore i7 7700シリーズとRyzen 7 1700シリーズのどちらにするか最後まで迷った。Ryzenの6コア12スレッドには抗い難い魅力があったが、まだそれらを活用するための環境が整っていないのでは?という懸念と、製品として世に出て半年の新アーキテクチャのCPUにこれからの生活を任せるのは少し不安があった。
さらにそこからCore i7-7700と7700Tのどちらにするか迷った末に、今回は消費電力重視とした。TDPはそれぞれ65W・35Wと倍近く違うが、これは冷却効率も含め結構大きいのではないかな、と。それに、今までずっと壊れずに動き続けてくれたのはIntel Core 2 Duoの低消費電力版なので、低消費電力のCPUを信用していることもある。あとは、電気料金的にも気のせいレベルかもしれないけれど少しは優しいはず。性能的には、7700Tはベースクロックは少々低いが、ターボ・ブーストが掛かれば7700とのクロック差は400MHzまで縮まるので、それで十分だと判断。
→コメントでの指摘を受け、BTO先へ7700への変更を依頼中→変更完了、普段はTDPを35W程度に制限して運用することになると思われる。そうか、マザーボード設定のLong Duration Power Limit・Short Duration Power Limitやその他の設定で、実質的にTDPを変更できるのだね(マザーボードのマニュアルは確認済)。クロックの倍率変更はK付きしかできないけれど、消費電力を制限する方向なら無印でもできると。勉強になった。
さらに、ビデオカードも含め空冷か簡易水冷のどちらにするかでも迷っていた。迷ってばかりだ。最終的には空冷を選んでいる。空冷の方が構造が簡単なので故障しにくそうなのと、もしもの場合も対応しやすいだろうと。今回のCPU選択は、冷却を空冷でも十分に行わせるためでもある。簡易水冷はメンテナンスフリーだと謳ってはいる。確かに少し調べた範囲では水漏れなどはまず発生しない一方で、クーラントが少しずつ蒸発して最終的に冷却できなくなる…という事例は少数ながらあるようだ。トラブルが起きるかは正直言って確率だとは思うけれど、長期間使用が前提なら少々リスクがあると判断した。
ビデオカードは今回のちょっとした贅沢ポイント。そのしわ寄せはマザーボードとストレージへ。このビデオカードは自分の現ディスプレイ(WUXGA)と想定用途からは過剰スペックだとは分かっている。GTX 1060でも問題はなかったのだろうが、GTX 1070と1060の性能差はかなりあるので、予算内で少しでもゲームをやり易い環境を作りたかった。それに、現ディスプレイも10年弱使ってきているし、いずれWQXGA程度のものに買い替えたいとも考えているので、それへの先行投資という意味も含む。あと、これはオーバークロックモデルではあるが、CPUと同様に普段は最大消費電力を抑えて運用することになると思われる。
マザーボードは妥協の産物で、結局BTOベースモデルの標準構成品。できればUSB 3.1 Gen 2対応のものにしたかったが、対応製品は結構値が張る。それに、よくよく考えると自分は周辺機器でUSB 3.1 Gen 2の帯域を生かせるものは持っていないし、今の所使う予定もない。なので、必要になったら拡張カードを買うことにして決着。
ストレージは、本当はSSDをNVMe(PCI Express直結)かつ1TBのものにしたかった…長期間使うSSDのTBWには余裕が欲しかったから。でも、ビデオカードを優先したのでSATAの500GBで我慢。その一方で、今回はHDDを頑張って8TBのものにしてあって、普段使うソフトウェア(特にゲーム)や過去から溜めてきた各種ファイルは全部HDD側で運用するつもり。だからSSDにはOSくらいしか入らないから、書き換え寿命的にもきっと大丈夫だろう。HDDはタイミングを見て同じものをもう1つ付け足して、RAID1にしたい。
メモリは多分ノーブランドなもので十分。オーバークロックはしないから、ブランド物でなくてもよいだろうと。それに今回は自分で組むわけではないから、相性はBTO先が見てくれるし。容量が足りなくなったら買い足すつもりだけれど、その時はやってくるのだろうか。もっとメモリが安くなったら衝動的に増やしてしまうかもしれない。
ケースは余計な装飾が無くて、デザイン的に一番好みなものを選択。ゲーミングPCは自分の感覚では外見が変なケースが多いのだが、それらは安かったとしても絶対に使いたくなかった。毎日見るものだし。電源はBTOベースモデルの標準構成品だけれど、悪い評判は少し調べてもなかったので大丈夫だろう。電源容量もこれで足りるだろう。
10年持たせたい (スコア:0)
ドライバー提供が打ち切られて次の大型アップデートで詰む場合があるんだよなあ。
Re:10年持たせたい (スコア:1)
コメントどうもです。
その時はその時です。今回、一般的なケースのPCを購入することにしたのは、パーツを入れ替えることで詰めの状況にならないようにするためですから。小型PCは場所を取らなくて良いのですが、拡張性の無さにはさすがに懲りました。
無印とTの違い (スコア:0)
ぶっちゃけセッティング次第で
Tにもなる無印選ばない理由は
価格と入手性以外ありません
TDPは最大値でしかないので
アイドル制御が優秀なCoreシリーズでは
Kでも無印でもTでも
アイドル時の消費電力は変わりません
なのでCPUの消費電力に関しては
電源設定で上限をいじれば
無印はTと同等の省電力になります
SについてはiGPUが絡むので別ですが
あとはHTTの有無や
キャッシュ容量の違いなので
7か5か3の方面ですね
これは電源設定で絞っても
アイドル時の消費電力に差が出ます
7はBIOSでHTT切れば5に近く
さらにクロック上限さげれば3に近く
なってはいきますが
キャッシュ容量分の性能さによる消費電力は下がりません
Tシリーズ出たての頃
希少性があったTを店頭で捕獲して
いろいろ検証してみましたが
結局のところ無印の
歩留まり劣化や
販売数量・利益性の調整が
Tのブランディングであると理解しました
記載された構成ですと
正直無印で設定絞ったほうが良かった気がします
次回酌む際の参考にしてみてください
Re:無印とTの違い (スコア:1)
コメントどうもです。
ああ、確かに設定でクロックを調整すればT相当になるのですね。そう言われると、確かに無印の方が良さそうです。
まだ変更が間に合うか、週明けにBTOメーカーへ確認してみます。7700と7700Tは値段は変わらなかったので、受け付けてくれると嬉しいのですが…。