パスワードを忘れた? アカウント作成
13613067 journal
日記

kenketsuの日記: 化け物のようなスペックのバイクを所有するということ

日記 by kenketsu

国道246号を使って都内から家に帰る時、二子玉川の近辺をバイクで走ると気分が良くなる。

環八の渋滞からようやく解放されて、瀬田の交差点から少し西に進んで国道246号に合流する。すると、しばらく信号がなくて、ゆるいカーブがあって、そのすぐ後に多摩川の上を通過する時には視界がパッと開けて、ほんの少しの間だけれど川崎側の対岸が一望できる…といった感じのところがある。自分にとっては、ツーリングや用事から帰ってきた時に、ちょっとした開放感を感じられるところ。

いつもは都内に出掛けた用事が何であれ、朝昼晩のいつでも、あそこを走ると少しは気分が晴れやかになる。でも、今日はそうではない。今日見たことで頭の中が一杯で、それどころではなかったから。途中でよく事故を起こさなかったものだ。

詳細は書けないけれど、バイクの話に無理矢理言い換えてみると、こんな感じ。

自分は今乗っているZX-14Rがお気に入りだ。単に日常の足として使うとすれば、とんでもなくオーバースペックなバイク。でも、そのオーバースペックさが様々な余裕に繋がっていて、ツーリングに限らず、とても乗りやすいバイクだと思っている。まあ、重いのだけは玉に瑕だけれど、そういうバイクだから仕方がない。

そのオーバースペックさを自分はあまり表に出すつもりはない。自分はこの化け物のようなスペックのバイクを周囲に自慢したいのではなく、単にツーリングの友として自分が使いたいだけだから。

それに、そこらの道でも、このバイクで制限速度でまっすぐ走っているだけでも自分は楽しいから。群馬や長野とかの景色のいい田舎道でそんな状態だと、最高に楽しい気分になる。

いや、正直に言えば多少は自慢したい気持ちはある。それでも、14Rを知らない人に「出そうと思えば、300km/hを出せるスペックの化け物バイクなんですよ(でも実際にやるなら下手すると死ぬよ)、そのくせにすごく乗りやすいんです」という説明をする程度でしかない。それでスゲーと思ってもらえれば十分かな。

でも、やる気になれば、そこらの道でも本来のスペックの一端を開放することは簡単だ。スロットルを多く開ければいいだけ。そうすれば、エンジンの回転数は瞬時に跳ね上がり、マフラーからは凄まじい音が発せられ、すぐに簡単にいくらでもスピードを出せる。その結果、どうなるかは知らないが。

だけれども、自分はそんなことはしない。自分にとって意味がないから。そういうことに価値を感じないから。公序良俗に反することだと思うし、何より、化け物のようなスペックの大型バイクを所有していることから生ずる、普通の人とは違う責任だったり、周囲から期待されているであろう立場にも反することだと思っているから。

今日は、自分のこんな価値観とは全く相容れないことを、まさに目の前で見てしまった。自分にとっては、何でそんなことをやるのかが全くわからないが、ある人は当然のごとくそれをやった。その人は言い訳もしたが、自分にとっては全く理解できなかったし、見苦しいとしか感じられなかった。理不尽だとしか思えなかった。

世の中に価値観が色々あるのは認める。自分の価値観が絶対だというつもりも毛頭ない。でも、非常に納得しかねる。承服しかねる。そんなことがあったのだった。これは一生忘れることはないだろう。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

読み込み中...