kenketsuの日記: World of Guns: Gun Disassembly
今更ながら、最近少しずつやっている。F2Pなのでとっつきやすかったのもあるし、自分で好き勝手に進められて、他人と争う要素(精々ランキング程度)や課金要素が控えめなのも好印象。ログボもあるし。操作自体も分かりやすい。
このゲームは一般的な「ゲーム」ではないけれど、自分にとってはすごく面白い。銃器の構造を実際に分解しながら目で見て理解できるし、弾を込めて撃ってみると部品単位での存在意義が良く分かる。撃つ時もカットモデルのまま、部品を透過させたままなどにできて、これはまさにCGでなければできないこと。アニメーションの力を見せつけられた感じがする。
このゲームで銃器を分解すると、関係のある部品同士は近くに寄っているので、組み立てる手順はまだ推測できる。でも、これが例えば床に何の関係性もなくごちゃっと置かれていて、部品同士を本当の意味で自分で選んで組み立てる形だったら、自分は全く手が出せなかっただろうなぁと思う。これもゲームという意味では良い割り切りだと思う。まあ、プロ向けの超スパルタンなゲームモードがあってもよかったかもね。
銃器そのものも古今東西の凄まじい種類・数がある一方で、戦車の類や普通の車、バイク、骨格などもある。ゲーム内通貨を購入しないと簡単には手に入れられないものも多いけれど、すごく分解してみたいものも中にはある(今はT-72を準備しているみたい!!)ので、下手するとフルアクセス権を買ってしまうかも…。
それにしても、軍隊で個人が持つような銃の心臓部・根本的な部分は金属の塊、機械そのものだということがよく分かる。SFチックな銃の採用はまだまだ先の話なのかな。分解した部品をじっと見ていると、一つ一つは超シンプルだったり、逆に複数の役割を上手く持たせていたり、実に様々。銃の設計者の考えや工夫が何となく推測できたりして、ついついじっと見てしまう。
機械の設計者は、頭の中にこういう部品の繋がりのイメージを持ちながら設計をしているのだよね、きっと。図面はそれが紙の上で表現された形というだけで、スタートは多分頭の中。自分みたいなソフトウェア設計者・実装者とは考え方のベクトルが多少違うのだろうけれど、考えたことが本当の意味で「形」になるのは、大変な所もたくさんありそうな一方で、魅力的な仕事だなとも思う。大学は機械工学科にも行けたのだけれど、もしそちらの道を選んでいたなら、多分違った人生があったのだろうなぁ。
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