kenketsuの日記: DOOM Eternal一旦終わり
キャンペーンをクリアした。ゲーム全体を通した感想は、決して面白くないわけじゃないけれど、ちょっと違う、という感じ。普段FPSをやらない人からしてみると。
一番の目玉である戦闘は、前作よりも戦闘速度が全体的に上がった、保持弾薬量が少なくなった、武器の使い分けが明確に必要になった…などの影響で、状況把握と対応に頭を常に巡らせることになる。それが楽しい時もあるし、苦しい時もある。
以前も書いたとおり、敵に突っ込んで、弾薬・体力・アーマーを適宜回収しつつヒャッハーするのはとても楽しい。敵の弱点を狙うのは、徐々にできるようにはなったが、最後まで徹底はできなかった。まあ、敵の量が多い時に対処が間に合わないのは、自分のスキルのせいではある。
苦しいのは、特定の敵が混ざって出てきた時。その敵とは、そう、マローダーとアーチバイル。こいつらが出てこないアリーナは楽しいのだけれど、出てくると苦しいだけになる。
マローダーは、他と比べてあまりに異質。こちらの攻撃はBFGやクルーシブルブレードすら通らないので、相手に合わせてカウンターで攻撃するしかない。さらに犬がうざったいのと、他の敵とも混ざって出てくるので、出てくるとイライラするだけだった。
アーチバイルもやっかいではあった。ただ、こちらは出現位置が固定なような気もしたので、出待ちして速攻すればなんとか。でも、強化された敵を召喚完了されたら、(自分の実力では)状況の打開が難しいというのが実にきつい。それが他の敵と混ざったならさらにつらい。
ちなみに、クリア後にプレイ動画をちょっと見たら、マローダーもアーチバイルも、実にあっさりと倒せるのね…。そういうレベルまで到達できれば、こいつら相手でも楽しいと思えるのだろう。しかし、自分はそのレベルまでは少なくとも1周目では到達できなかった。相手をするだけでも精いっぱい、というのが一般人の感覚じゃないかな。
ラスボスは…これちょっと違うんでないという思いが、戦っていてずっと付きまとっていた。マップにアイテムがたくさん落ちていることもあって、結果的にごり押しはできたのだけれど、攻略したという実感なり達成感が全然ない。これ、面白いと思ってこうしたのかな、本当に。
マップ攻略での強めのアスレチック要素は、最後まで変わらなかった。やはり、余計なことのように思える。特に壁掴みは、戦闘には全然関係のない要素だったし。探索はさっさと終わらせて、次のアリーナでヒャッハーしたいんだよ、こっちは。
でも、探索しないとキャラクターが強くならないこともあって、いやいややらされている感じがずっとしていた。まあ、前作もそうではあったけれど、今作はもっといやだった。
ストーリーは、よく分からんというのが正直なところ。最初は本当に何が何だかわからなかった。まず用語の意味が分からなかったし、プリーストが云々といきなり言われてもね…。コーデックも、あの内容で分かる人がどれだけいるのか。最後まで進めて、何となく繋がりはしたが。まあ、ストーリーは個人的にはどうでもいいことではある。
とまあ、総じて言えば戦闘は楽しいのだけれど一部難あり、探索は余計な要素の追加が邪魔、という感じか。DLCは2つとも導入してあるけれど、通してやるかはまだ分からない。それくらいの不信感はある。導入を少しやってみて、楽しそうなら続ける感じかな。
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