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kinnekoの日記: まんどれお亡くなり... 4

日記 by kinneko

というわけではなくて、Chapter11 なので再建モードって感じ。

ビジネスモデルを作って実践して、さらにそこから利益を産む
というのは難しい事なのですよね。

ユーティリティで差別化という方向は良かったと思うのですが、
それが身を結ばなかったのはなんでなのかな。
インストーラーとか DiskDrake はいい感じだっと思うのだけど。
その後はよく知らないのだけど、あんまり統一感はない感じ。

表板で指摘があったパッケージ管理レベルでの差別化問題では
ないと思うのは、そのへんをがんばった Stormix がすでに亡い
ので、違うという感じ。
そもそも、そういう差別化モデルそのものがいけないのか...

パッケージ売りというのは儲からないのだけど、やっぱり売上
レイヤーでは必要なのですよね。配付を制限してそれを行うの
であればうまくいくというものでもないですが、それも1つの
差別化の方法。

CD 枚数多いと面倒なので、極大を目指すのではなく、セレク
ションとそのリファインに徹底するというのがいいのかも。
これは、Vine 的な方向ですね。

経済が冷えこんで、1番しかもうからない世の中なので、ある
領域で一番になれるような戦略を取らなかったのが敗因ですか
ね。
マンドレイクにとって、一番になれるかもしれないポテンシャ
ルのあるポジションってどこかな?

なぜ Lindows になれなかったのかっていうのが、あちこちの
ディストリビューションの方向性を示しているのかも。

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  • ある程度予想してました(苦笑

    Chapter11って日本でいうところの民事再生法が最も
    近いんですが、最近の法律でもあり馴染みないんですね。実際、
    これをちゃんと取り扱える法曹界の人もまだ少ないら
    しいし(とくに地方では)。

    表板で言っていたパッケージ管理システム自体の優劣は、
    rpm系では昨今どのディストロでも大差がない感じ。
    debとrpmも仕掛け的にはだんだん似てきてますしね。

    むしろ、そのポリシーの質的の差からくるパッケージ自体の
    質での差別化がトータルなシステムの差につながるでしょう。
    ただ、それが直接ビジネスの成功につながるかというと・・・
    確かになんともいえない。

    無償でQAしっかりするのはcoreな部分にして、それ以上は
    コミュニティでcontribにてどんどんやってくれ、お金かけても
    QAしっかりやる部分はお金いただくだけのことはちゃんとして
    出しますよ、みたいなところをアピールするのが今後基本かな。
    それがはっきりした上でのディストロのボリュームダウンは
    ボクとしても賛成ですね。

    ただ、サポートとかトレーニングつーことでは、欧米に閉じこ
    もってないでもっとアジアとかオセアニアとかに進出するような
    事をまじめに考えればよかったのにとか思いましたね。
    i18nに関してはかなりまじめに取り組んでいるので、それができる
    土壌はあったわけで、先進機能+高レベルの国際化という2つの軸
    でやっていけばサポトレ事業も案外軌道に乗ったかもしれない
    ですね。

    いずれにせよ興味深いケースではあります。
    ま、今後に期待することとしましょう。いろんな意味で。
    --
    -- (ま)
    • 直訳すると「支払停止宣告」になるんですが、よく知らないので・・・>仏法

      >Chapter11って日本でいうところの民事再生法が最も
      近いんですが、最近の法律でもあり馴染みないんですね。実際、
      これをちゃんと取り扱える法曹界の人もまだ少ないら
      しいし(とくに地方では)。

      それももちろんあるんですが、実際民事再生手続って単なる法律上の手続だけじゃなくて、事業そのものを建て直したりやることが多いんで、扱えるところが少ないんです。

      例えば、事業を継続するための金を集めるのに、資産の売却はそれなりにできるとして、知的所有権だとか製造設備だとかの証券化とか、事業再建のための再生ファンドの構成などは、まだ日本の法曹界とか金融業界では一般的じゃなくて、ほとんどが単独の金融機関だとかによる融資なんです。

      ビジネスとしては、再生ビジネスは欧米では企業再建を専門に扱うキャピタル(有名どころだとローンスターとか)があって、投資銀行や機関投資家からリスクマネーを持ってくる仕組みがありますし、連邦破産法を専門に扱う弁護士や会計士、経営の専門家なんかがチームを組んで再建を請け負う仕組みがあるんですが、残念ながら日本ではこういった案件を扱える法律事務所は片手で数えられるくらいしかないです

      個人的には毒人参はお気に入りなんですが、経営の面ではなんだかなぁと・・・。例えば

      ・過小資本、資本募集の下手さ
       パリ証券取引所に上場したり、アメリカで店頭公開ってバブル時代ならもしかするとうまくいったかも知れないですが、資本調達手段としてはもう少し考えられなかったかな、と思います。キャピタルを見つけるなり、安定株主を確保するなりで、もう少し余裕のある経営ができればよかったんじゃないかなぁと

      ・経営戦略が安定していない、コアがない
       成長分野じゃないからデスクトップから法人ビジネスに主軸を移したり、やっぱりそっちでもうまくいかないからデスクトップに戻したり、と会社の資源が限られてるからあっちこっち移動するってのは、ちょっと焦りすぎだったんじゃないかと。経営戦略を変更すると、これまでの会社の機構とか人材とは異なったものが必要になりますから当然コストはかかりますし、一般的に言って法人向けのソリューションビジネスとかシステムインテグレーションみたいなのって一人頭の収益ってあんまり稼げるものじゃないです。国際展開にしてもそうで、ぶっちゃけた話国際展開に成功してる企業って、地元である程度シェアとか定評が取れてるソフトを展開先の地元資本と組んでやるってのじゃないとあんまり成功しないです。

      ヨーロッパだから成功できる分野、例えば行政向けのソリューション/サポートとか、家電向け組み込みみたいな分野でもいいんですが、デスクトップならデスクトップできちんとシェアを取って収益を安定させる、ってのが経営的にもユーザー的(含、既存顧客だけじゃなくて見込み客)にも安心して支持できる会社になるんじゃないかと
      親コメント
      • 支払停止ってのは正しいかも。
        債権者に対して払い出しを一時保留するわけですからね。

        >事業そのものを建て直したりやることが多いんで、扱えるところが少ない

        ボクの住んでいるあたりでも県下に数えるほどしかないとか聞きましたが
        大きな所より小さな(事業範囲規模の小さい)事業者向けってことです
        かね。マスコミの一部では「平成の徳政令」とか言ってましたが。

        > 国際展開に成功してる企業って、地元である程度シェアとか定評が
        > 取れてるソフトを展開先の地元資本と組んでやるってのじゃないと
        > あんまり成功しない

        この点、Mandrakeユーザに幾つかのソフトに対する優待販売をやって
        いたので、StarSuiteとかVMwareあたりと旨くやれば良かったのでは
        無いかと思いますが。ただ、どちらにせよ国際的なサポートができる
        だけのリソースが会社としてあったかというのは未だに疑問といえば
        疑問ですね。

        >行政向けのソリューション/サポート

        いちおう手がけてはいたようですが、あれからフランス政府調達
        云々の話が全く出てこないのでこれもどっかで実はコケてたのかも
        しれませんね・・・

        はぁ、なんか溜息ばかりが・・・(´・ω・`)
        --
        -- (ま)
        親コメント
      • by ucha (10757) on 2003年01月18日 15時59分 (#237971) 日記
        > 直訳すると「支払停止宣告」になるんですが、よく知らないので・・・>仏法

        仏法を「ぶっぽう」と読んでしまってホトケ様と何故関係するのか?
        と思ってしまいました(^^;。
        --
        uchachaの日記 [hatena.ne.jp]
        親コメント
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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