kinnekoの日記: 最後の露西屋
日記 by
kinneko
昨夜、松本から料理を食べるためだけに帰って来た大学生の娘を
つれて4人で露西屋へ。
これでホントに最後かと思うと胸がつまって食べられないと思い
きや、家族みんないつもより旺盛に食べても、お腹パンパンとい
う感じにはならなかった。不思議だ。
店内は若い女性ばかりで満席。わたしは黒一点。こういう日もあ
るのだね。
例によって、お客は誰もいなくなり、冬でも暑い厨房から出て来
たご主人と雑談。
ロゴスキーで、日本のロシア料理の草分けのおばちゃんに料理を
習い、練習時代はピロシキを作るそばからゴミ箱に捨てられてし
まった話。
ロゴスキーの味はあっさりしていて、富山では受け入れられない
ので、地元のいろいろな料理店で仕事をして、地元の味を勉強し
てから露西屋を開いたこと。
各地にあるロシア料理店のこと。
今後の話を少しだけ。
また、いただいたレシピを前に、自宅でレシピを再現するときに
注意することなどを聞く。やはり、紙だけでは表現できないコツ
があるものだ。
お土産に、つぼ焼きキノコ用のカップと、壁に15年間飾られてい
た木彫りの人形をいただく。人形の後ろからは、日焼けしていな
い真新しい壁紙が現れた。
最後に握手してわかかれた。
あの料理を作る手は、やわらかい手だった。
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