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498742 journal

kmpの日記: FreeBSD 6.2-RELEASE × DG965WH(DG965WHMKR)

日記 by kmp

インテルのDG965WHという比較的新しめのマザーボードでFreeBSDを動かそうと四苦八苦。

  • いわゆる「ICH8問題。」ICH8はUltra ATAファンクションを捨て去っているので、ボード上にある40pinのソケットは追加の別チップ(JMicronね)とつながっている。そのため、FreeBSDをこのソケットに接続した光学ドライブからインストールしようとすると途中で挫折する羽目に。もっともインストーラ自体はきちんと起動するので、FTPやNFS経由のインストールを選べばよいだけ。
  • Intel(R) Quick Resume Technologyは無効にしないと駄目か? BIOSにこの項目の設定があるが、Enableにすると、電源ボタンの動作が変わる。どうなるかというと、単にACPIでOSに通知がいくだけではなくて、入力デバイスをOFFにするような追加動作をする。FreeBSDでは押した瞬間に一切入出力ができなくなって悲しい思いをするかも。hw.acpi系のsysctl変数設定は無視で矛盾した動作をするので怖いです。
  • フロッピー ディスク コントローラとの相性がいまいち? MITSUMI(D353)とSONY(MPF920)のデバイスで試してみたところ、どちらも動作するものの、怪しげな動き(起動時に長時間ブロックされるとか)をする。いろいろ面倒なのでひっこぬいてしまうのがよいかも。
  • マニュアルに注意書きがあるが、Matrix RAIDでRAID5は×。RAID1で我慢。
500937 journal

kmpの日記: ThinkPad X40 + Windows Vista: ブラウザ・キーを何とかする編

日記 by kmp

axkbd2.dllでもブラウザ・キーがちゃんと動くように何とかする話です。キーが無効になって喜んでる人には悪いですが、何が何でも動かしてくれよう。

……というわけでIDEと格闘すること数時間、WH_GETMESSAGE + SendInput()という下策なれども一応動くプログラムが完成。してやったり。

……ところがどっこい、スタートアップに放り込むと「デジタル署名がない」と文句をいわれて、起動のたびに確認ダイアログを出されることが判明。コード署名用のまともなキーなんかもってないし、どうしよう。

……結局、自分CAで出した自分証明書で急場をしのぐ。これは不味い。

501241 journal

kmpの日記: ThinkPad X40 + Windows Vista: キーボードで四苦八苦編

日記 by kmp

ThinkPad X40(2371-GDJ)でVistaを評価!(2)

USキーボードなるものを装備しているのでIMEオン/オフをどうしようという問題は避けて通れない。

XP時代(そんな時代もあったね)は、秀Caps(秀逸!!)を愛用していたのだが、Vistaではうまく動かない。
・Session 0なウィンドウで有効にならない(これは「管理者として実行」することで回避できる)
・「管理者として実行」なショートカットをスタートアップに入れるとブロックされる(これは回避手段を調査中)
・上記2点にかかわらず、Office 2007付属のMicrosoft Office IME 2007を入れるとAltキーの入力をドロップできなくなり、IE7ならキー押下と同時にメニューバーが出てしまう。

というわけで、別の手段を検討する必要がある。

よく知られた方法として、AXキーボード用ドライバ(kbdax2.dll)を使用することで、右Altを半角・全角相当にすることができる。しかし、この方法だと「ブラウザ・キー」が動作しなくなってしまう。「ブラウザ・キー」というのはThinkPad s30くらいの次期から装備されたWWWブラウザの戻る・進むボタンに相当するキー。矢印キーと押し間違えるなどの理由から一部では評判が良くないらしいが、私はかなり便利に使っている。(ちなみにデスクトップPCでは同様の機能のボタンがついたマウスを利用中。)というわけで、これが使えないのは辛い。原因はkbdax2.dllがこの手の追加キーからVKキーコードを作ってくれないせいなので、フィルタドライバを作らないと駄目そうなところが痛い。フックプロシャージャ内でSendInput()するという良いのだか悪いのだかわからない方法で対策できるみたい?

「AXドライバで生活する(ブラウザ・キー諦める)」「101ドライバで生活する(右Alt諦める)」のどっちにしようと悩む今日この頃……いや、この場合「JPキーボードに戻す」のが正しいのだろうか……。

436519 journal

kmpの日記: ThinkPad X40でWindows Vistaを使うならReadyBoostは必須!!

日記 by kmp

 ReadyBoostの効用で何が一番うれしいかと言われたら、「HDDのヘッドシーク動作を減らすことができる」点だ。

 Vistaの場合顕著だが、バックグラウンドで動作しているサービスががんがんHDDにアクセスするので、HDDからデータを読み出そうとすると実行中のI/Oシーケンスに割り込んでしまう可能性が高い。結果、ヘッドシークが多発するが、フラッシュRAM上のキャッシュデータがヒットすればこれを抑制することができる。そこでReadyBoostを有効にすると、I/O処理全体が効率的に回る→しあわせ、というわけ。

 スピンドルの回転が高速なHDDや、大容量のキャッシュ(含ReadyDrive)を備えたHDDを積んでいるとあまり感じないかもしれないが、HGSTの1.8インチHDD上には工科大。

ちなみに、ReadyBoostではシステムの起動は大して(あるいは全く)速くならないはずだ。とくに下の方法だとSDカードリーダのドライバが走り始めるまではReadyBoostが有効にならないはずで、ブートプロセス全体が恩恵を受けられるわけではない。

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 ThinkPad X40(2371-GDJ、2004年10月購入、いろいろ改造済み)にWindows Vista Ultimateを導入してみたところ、非常にもっさりしていて、正直厳しい。私はいつかバルマーCEOの「生」デベロッパーコールを浴びてみたいと思うほどMicrosoftびいきだが、この性能要求には苦笑い。

 そこでReadyBoostの登場。某あき●お~で買い付けたpqiブランドの格安SDカード(2GB)を全量割り当てると、あら不思議。凶悪なまでのヘッドシークがぴたりとやんで(なんかテレビショッピングの文句みたいだが、)快適なVista PCのいっちょ上がり。ReadyBoostは、最近のPCではなかなか効果を体験できないとも聞くが、Vistaのホスティングが厳しいPCにとっては、間違いなく救世主だ。

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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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