kmraの日記: 溶接に接着剤補強 7
日記 by
kmra
N-BOXは接着剤で溶接の接合を補強しているとのこと
http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1076/023/html/90.jpg.html
技術的にはこの辺
http://www.aisin-chem.co.jp/technology/adhesive.html
航空機では当たり前だったのかも
http://www3.coara.or.jp/~tomoyaz/higa9903.html#990320
飛行機では機体はフェイルセーフと呼ばれる構造になっている。骨格にジュラルミンを固定した応力外皮構造となっているのだが、離着陸時に機体が膨張収縮を繰り返すウチにクラックが発生し機体破壊に繋がる。これを防ぐために構造剤はジュラルミンと広い面積で接着されていて強度が高く、クラックが発生してもその成長を防止する
後付けならアロンαで接合部補強
http://www3.coara.or.jp/~tomoyaz/higaax13.html#130710
ジュラルミンはそもそも溶接ができないとされていました (スコア:2)
そうやって新型は軽量化したんですね。
ジュラルミンは和製英語(硬+アルミ)かと。A2107、A2024、A7075に「超」を2つまでつけて区別するみたいです。溶接するとガクンと強度が落ちダメなのでリベット接合に頼っていたが、10年くらい前から特殊な溶接で強度落とさない方法が航空機分野で使われるようになったと聞いています。
接着剤は断面積当たりの強度は溶接に及ばないけど、面で接合でき、面積をかせげるのが溶接に対する優位点です。自動車補修や強化で使うエポキシ接着剤はパネルボンドって言います。こっちも場所によっては使われている高張力鋼板の補修の際、溶接すると鈍ってしまい、ハイテン鋼の意味がなくなるんで、自動車メーカーが接着を推奨し始めたのはまだ20世紀だったころ。
ヽ( )`ω´( )ノ
Re:ジュラルミンはそもそも溶接ができないとされていました (スコア:2)
> ジュラルミンは和製英語(硬+アルミ)かと。
ジュラルミンは20世紀初頭に開発されたAl-Cu合金の商品名です。ドイツのデューレンにある会社がデューレン+アルミニウムでジュラルミンと名付けたんですよ。
Re:ジュラルミンはそもそも溶接ができないとされていました (スコア:2)
勝手な思い込みに適切なご指導ありがとうございました。英語でない点だけが合ってますね。
ヽ( )`ω´( )ノ
Re:ジュラルミンはそもそも溶接ができないとされていました (スコア:1)
わぁ、何を言ってるかわからん文になってた。
正しくは「ジュラルミンは20世紀初頭にドイツのデューレンで開発されたAl-Cu合金の商品名です。開発した会社がデューレン+アルミニウム~」ですね。
Al-Cu合金を作って一晩ほったらかしたら強度が上がってびっくり!という経緯なので「開発」というよりはむしろ「偶然発見」のほうが実情に近いのですがw
Re:ジュラルミンはそもそも溶接ができないとされていました (スコア:1)
>10年くらい前から特殊な溶接で
摩擦攪拌溶接ですかね?
新幹線の床パネルでの適用 [alumi-world.jp]の話は聞いたことありましたが航空機にも採用例あったんですな。
>自動車メーカーが接着を推奨し始めたのはまだ20世紀だったころ。
日経系の製造業向け雑誌で接着剤ネタ見るようになったの最近になってからの印象でしたがもう10年以上の歴史があるのか。
アロンα (スコア:0)
PCのケースでやりましたが、剛性高くなりますね。
Re:アロンα (スコア:2)
なるほど
家庭内では接着補強で幸せになるものはあまりなさそうな感じでしたがPCのケースは確かにそうかも