パスワードは、忘れてしまうものである。
忘れてしまったものは仕方ない。しかし、解凍出来ないのは困る。

そんな時には rarcrack 。

ということで試してみたのだが、総当たり攻撃(Brute force)な様子が
あまりにもいじましい。

他には無いものかと、探してみたら、

　John the Ripper password cracker
　http://www.openwall.com/john/

が見つかった。これは、なかなか凄そうだ。
OpenCL のテストとかにも使えそうだし。

で、とりあえず rar ファイルの解析には、community-enhanced version
を使えば良いらしい。jumbo版っていうのかな？

src ディレクトリで、
      make
で、ターゲットの一覧を表示して、良さげなターゲットで次の SYSTEMの
ところを置き換える。
      make clean SYSTEM
で、コンパイル終了。 run ディレクトリに実行ファイルができるので、
      run/john --test
で、テスト。

rar ファイルの暗号を解析するには、jumbo版に含まれる rar2john で、
rar ファイル内のハッシュ情報を、抜き出して john用のテキストファイルを
生成する必要がある。

    run/rar2john target.rar > rardump
    run/john --format=rar rardump

で、解析開始。

...2時間後、まだCPUファンが唸りをあげている。
ガンバレCPU!