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日記

kondouの日記: GPSとは 8

日記 by kondou

改めてエントリーを起こすような内容では無いが、
質問をうけたのでまとめる。

よく、新商品検討会議とかで、
「テレビのリモコンにGPSを付ければどこにいったかがすぐに分かる」
とかいうのが繰り返し提案される(いちおう電子業界)。

問:この提案が間違っている点を指摘せよ。

以下、対象は小学校高学年〜中学生ぐらい。省略や説明のための嘘を含む。

GPSの仕組み
地球の周りを回っている衛星が時刻情報を電波で発信している。
何時何分何秒に衛星がどこを飛んでいるかは正確に計算できる。
電波の速度は有限なのでGPS受信機が受信した時刻と、その電波が発射された時刻の差から、GPS受信機と衛星の距離がわかる。
位置が分かっている複数の衛星からの距離がわかれば、自分の位置は計算できる。
つまり、GPS受信機とは、衛星からの電波を受信して緯度経度を求める機械である。

衛星からの電波はとても微弱であること、電波の到達時間を求めるためにはとても正確な時計が必要であること、それらの情報から自分の緯度経度を演算するのは複雑な計算であること、などから、GPS受信機というのは比較的高価で電池食いなところも留意しておく必要がある。

地図
緯度経度と地図の関係は独立であり、地図上に現在位置を表示するためには地図データが別途必要である。つまり地図を表示しないGPS受信機というのもある。地図データは高いことが多い。

携帯電話
GPS受信機は衛星の電波から位置を知る、一方通行の機器である。機器の所在をリモートから知るためには、リモートにその情報を送信しなければならない。そのために携帯電話のネットワーク機能が使われることがある。
携帯電話にGPS機能が付いていて、所有者の操作無しに、リモートからの指令により位置情報をネットワークを通じて返信するようになっていれば、そのGPS付き携帯電話の所在が、リモートから検知できる。

つまり、GPSを持っていれば方向音痴でも大丈夫、というのは不完全である。

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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

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