kondouの日記: 『爆速経営』 1
以前に読書メモにも書いたが、あらためて記事を書く。
本書は、Yahoo Japan の新社長、宮坂氏以下の新幹部への取材を通してYahoo Japan の新しい経営戦略をまとめたものだ。実例をとおして実感した。
●昔、メーリングリストというサービスがあって、諸事情によりコミュニティが下火になり、夜の流れとしても ML 自体がサービス中止になった。そして、Yahoo Groups というサービスに移管した。Yahoo Gropus 自体は、もともと、当時としては新しいコミュニティサービスである eGroups というのをYahoo が買収したものだと記憶している。メーリングリストと掲示板とファイル共有とウェブインターフェイスを備えていて、ユーザとしても、アドミンとしても、当初は優れいてた。ただし我々が移管したころには、メーリングリストインターフェイスという後方互換性に特徴があるだけの化石的な印象だった。
それが、下火のままずーっと Yahoo Groups で続いていのだが、Yahoo Gropus 廃止のお知らせがやって来た。
●一方、個人的な予定を、Yahoo Calendar で管理していた。Yahoo を選んだのは、Google カレンダーは、意図せず公開してしまうような勝手な思い込みがあったので、と、思い返せば、泡沫ではなくすぐに消滅しなさそうな印象、という理由だけだ。
最近 Nexus を買ったので、カレンダーもそれに同期しようと思ったら、Andoroid アプリ提供中止。Jorte と Sync できるようにしたのでそっちに移れ、とのこと。
同書に書かれていたのだが、Yahoo Japan 社内では5段階評価によるランキングがあって、明確な経営資源の割り当てがなされるそうだ。Gropus も Calendar も下位ランキングであったことは、ユーザ印象としても間違いない。それがこういう結果として現れた。一方で、同書には、「最強タッグ」というキーワードも書かれていた。Calendar の提携先が Jorte だったりで、これも納得だ。また「スマホファースト」というキーワードも書かれており、日本の大手3キャリアで取り扱われ、新規契約の大多数が iPhone だということから、Andoroidアプリの切り捨て(iPhoneアプリは続行)という判断も容易に推測できる。
先の Gropus の移管先は無い。「まーFacebook とかあるでしょ、海外企業だしいい条件で提携できなかったけど勝手に移って。日本企業とはいえ、いまさら mixi と提携してもしゃーないし」という感じだろうか。
●一方、パーソナルデータの取り扱いで「プライバシーフリーク」の逆鱗に触れ炎上したり。
これも「吟味したキーワード一言で勝負する」とすると、本に書かれていたとおりだ。ただ、このキーワードについては「プライバシー擁護派」ぐらいが適切であり明らかにミスチョイス、という意見に同意できる。だれか指摘する人はおらんかったんかいな、という印象だ。
●最近のこれらの実例は、本に書かれていた戦略そのままなので、一貫性と透明性は高い。ついでながら、一貫性と透明性も、同書に書かれていたとおりだ。
こうやってまとめてみると、正直、ソフトバンク傘下ということで、あまり良いイメージを持っていなかったのだが、無意識のうちに、大企業だし実直だ、という印象を持っていたようだ。3つ目の燃え上がり具合を見ると、世間的にもそういう印象だったのかもしれない。
いろんな意味で、変わったなと、改めて思った。
あとは、新サービスを打ち出せるかどうか、が見所だ。これも、同書に書かれていたが。
大企業だし実直 (スコア:1)
あの会社にはそんなイメージを抱いたことなかったけど世間的にはそんなもんでしょうね。
テレビ見てると芸人さんとか一般の方の話で、普通にYahoo!トピックスやらニュースやらに出てたとかいうのが出てくるのでみんなあんなサイトをわざわざ見てるんだと時々感心してる自分ガイル。
#楽天と同じようにしか見てないのは心が曇ってるせいだ。
ある程度公開されたりしてもいいやと深く考えずに、便利だからと言うだけでGoogleカレンダーやdriveを使ってる自分もあんまり賢くは無いな。
とは思いつつゆるーくネットを利用してます。
それにしてもYahoo!(Jp)もGoogleもけっこう便利だと思ってたサービス切られやすいので困る。