kondouの日記: Gitbooks 6
日記 by
kondou
本文にも書いているとおり、勤務先で20ページほどの書類をMS-Wordで書くことになった。
元来、パソコンが苦手なので非常に苦労している。この書類はレビューされ、前回からの改版履歴も必要で、勤務先では、ワードの「校正」機能を使うことになっている。
しかし、段落番号とかインデントスタイルとか校正機能とか、私が使うとちゃんと動かないことばかりなのだが(番号がずれる、インデントがずれる、ハングアップする)普通の人はちゃんと使えているのだろうか?
GitHubなら差分もレビュー&マージも簡単だし、ハングアップもしない。
TeXは学生時代を最後に書いていないので、さすがに忘れた。
最近、Markdown による出版プロセスというのもいろいろできているらしいので、
いろいろ調べてみた。
その結果、Gitbooks というサービスが手軽にPDF生成できるので良さそうだ。
しかし、スタイルをいじるための情報が、特に日本語ではまだ少なく、
なかなか希望のスタイルにはならない。
https://nkon.gitbooks.io/samplebook/content/
トライ&エラーなどして、まだ日本語ではほとんど見つからない設定のやりかたを見出したので、せっかくだから記事にしてみた。
Windows環境で動くもので、論文、書籍に適したマークアップ〜製版ワークフローをご存知の方は教えてください。
わざとやっている? (スコア:2)
「パソコンが苦手」と言いながら、コンピュータサイエンス的素養をちらつかせて、Word については「私が使うとちゃんと動かないことばかり」と言っちゃう辺りにある種の才能を感じるwww
自分も 2000 の時に Word の使い方を教えろと言われた時は、同じような悪態をつきながら、何十回も Word を異常終了させつつ LaTeX 的に章立てして使うための解説資料を一晩かけて作った記憶があるけど、ここ数年の Word は、節々に妙な所は残ってはいるものの、そこまで酷い挙動は示さなくなってるように思う。感覚的には 2003 以降だと致命的な不具合にぶち当たった記憶はほとんど無かったはず。
ただし例外はあって、人が作って送って来た Word のファイルは、白紙状態から作った Word の文書とは明らかに異なる理解不能な挙動を示すので使い物にならないって事がしばしば生ずる。多分、内部のデータ構造が相当荒れているんだと思う。
uxi
コメントありがとうございます (スコア:1)
自分で調べもせず、テキトーに日記を書いたら、いろいろ教えてもらえる。ありがたいです。
前提条件を書き忘れていましたが、成果物としてはワードファイルではなくPDFになります。
なので、何で作っても良いですが、少なくとも同僚も編集できる必要があります。
■Sphinx
教えていただきありがとうございます。求めているものに近そうです。
ただ、記法が reStructuredText なのは、同僚に使ってもらえるかが心配です。
表現力が優れているのは確かなのですが、せっかく Markdown が浸透してきたのに、
さらに類似の記法がもうひとつ増えるので。
■pandoc
名前を聞いたことがあるぐらいなので、改めて調べて見たら、これでも求めているのが出来そうです。さすがに PDFを直接生成するためにLaTeXをインストールする選択肢は取れませんが、次のフローは可能です。
markdown で書く→テンプレートを指定して docx に変換してPDFに落とす。
テンプレートが docx で指定できるのは、非常に興味深い機能ですが、実際の文書で機能やスタイルが希望どおりかを試してみますね。
自分が markdown で書いて docx に変換し、同僚が docx を編集するのは、同期が取れないので無しです。
■Wordpad
.docxを扱える事は知りませんでした。手元にWindowsマシンが無いので会社で試してみます。
落ちないワードとして使うことはできると思いますが、
図表貼り付け、表作成、章立て、自動番号付け、スタイルシート、相互参照などの機能は使いたいのです。
ただ、それが思ったとおりに動いてくれないのがワードの悩みです。
詳しい人はそれらの挙動を完全に把握して事前対応しているのでしょう。私がやるとレイアウトや相互参照が乱れて、それの修正で二時間、なんの前進も無い作業に費やすハメになってしまいます。
なにいってんだこの人… (スコア:0)
まずそもそも会社からWordで書類を書けと言われたにもかかわらず
そこからいきなりgitbooksに話が飛ぶ意味がわからない
脈絡ないってレベルじゃねーわ
また、時間がない時や、他の仕事もあったりして忙しい時などは、確かに面倒、かつ使いにくくて生産性も下がるので
例え「Wordで」などと言われてもスルーして、Rでこさえたグラフをまんま貼りつけたり
PDFで出力したブツをWord変換しただけのものを、査読もしないで提出したりすることは確かにある
Sphinxから直接.docx生成してそれを提出しました、なんてのも技術者なら多かれ少なかれ皆やった経験があると断言してもいい
しかし技術の人間相手ならともかく、会社で回覧するようなものにこれやると非常に迷惑がられる
これはいわゆるネ申 Excelというか、むしろ糸氏 Excelとして、我々技術者の理解でいうところのPDF的な扱いをOffice文書全般が受けているからだ
ゆえに会社から「Wordで書け」と言われたのなら、忙しいとかいうのでもない限りWordで書くのは社会常識
ましてや今から『Markdown による出版プロセス』などという下らないものに関して調べているような乏しい理解力では
もはやMDで書こうが、Officeで書こうが、速度的にいっても大差ないのは明らかなので、グダグダ言わずとっとと書け
だからおまえは「仕事が遅い」と言われるんだよ
次に、Markdown による出版プロセスなどというものは必要ないので、今後一切忘れて良し
MarkDownというものは、何かに変換した状態だけでなく、MDソースの状態でも支障なく読み下せることが最大の利点であるので、出版物には根本的に向かない
つーかMDじゃ、ページ間の相互リンクすらできないだろ、数式も楽譜もUML絵画だってできんぞ、そんなもんで出版とか頭おかしいのか?全く
出版物として使いたいのならMarkDownではなく、TeXとまで行かなくとも最低限reStructuredTextで書くべきだし
次点でasciidocやroffを利用すべきだろう、最もこちらは日本では全く流行っていないが…
だいたいにおいてgitbooksを使うとか言ってる時点でもう話にならない
例えMDで書かれたものを雛形にreSTへ変換し、最終的にPDFに落とし込みたいとか
reSTからTeX変換したいだとか、MDからいきなりPDF変換したいだとか考えたとしても
そこはpandocの独壇場であってgitbookなんていうゴミの入り込む隙間なんぞねえわ
結論としては、とりあえず皆の迷惑になるので、おまえはとっととWordで書類を書き上げるべき
親に「勉強しろ」と言われた途端に、なぜか部屋の掃除始める子供みたいな現実逃避してる場合じゃない
Re: (スコア:0)
手段のためなら目的は選ばない的な技術者っぽい記事だと思いますけどね。
なにと戦ってんすかね…
そもそも会社に出す書類の話はただの枕であって、文句言いながらもWordでやっつけたんじゃないすか。
Re: (スコア:0)
俺はかなり肯定的だなあ。
仕事は片付けてるんだから、その上で手段をどうこう考えるってのは、良いことと思うけど。
技術なんて仕事で身につけるのが早道なんだからさ。
技術屋(社会人)の向学心って、こういう風に持つもんなんじゃないのかな。
うん、ワープロソフトって使いこなすのに職人技がいるんじゃないかと思ってる (スコア:0)
番号ずれる、インデントずれる、挙句にハングアップ。一太郎もですわ。
で、結局、メモ帳で一から書いたり、元文書をコピペして、最終段階でワープロソフトに張り付けて(戻して)、装飾関係は修正なしで一発でかける、という方法に落ち着きました。
あと、ワープロ文書は、可能な限り、必要に迫られない限りワードパッドで済ます。起動も早いし、落ちないし、いいですよ。今のは.rtfだけじゃなくて.docxも扱えますし。
まあ、改版履歴がからむとワードや一太郎の出番になってしまいますけどね。