kosmicの日記: 満身創痍
山伏峠が通ったというので早速行ってきた。
ところがこれがまた大変であった。
早川町から雨畑湖を抜け林道に入る。前に行ったときと同じように舗装
されてる道の真ん中にもぼこぼこ大穴が開いており、雨水がたまっていて
ライン取りに一苦労。ところどころうねっていて通った瞬間にがすんと
擦ってしまう。うう。;_;
さてこの前通行止めだったゲートを無事に越えてさらに奥地に入り込む。
今までにましてがけ崩れまくり、落石ころがりまくり、舗装はがれまくり…
ああ。こんなに崩れてたら通行止めにもなるわなと納得。そして土曜にも
関わらずダンプやら生コン車だの走ってきた。うはぁ。しばらく進んで
見るとあちらこちらで測量の人やらいて、重機が動いてる。今年中に
直しておきたいところを休日返上でやっているのだ。考えてみればあと
1週かそこらで雪で閉ざされる地域だから突貫工事をするしかないのである。
酔狂でこんな車でやってきてるのにちょっとうしろメタファーが。
でもここまで来てしまったからには後に引き戻れない。っていうくらい
奥地に入ってきてしまった。紅葉はいい感じに染まっていていいのだが、
なんかヤマの遥か上に道路が通ってる。??あれこの道の先?標高差
でいえば500mはくだらない遥か上に。実際そうだったのだが。カーナビで
みるとこの林道は一番拡大してやっと黒い道が見えるのだが、広域図で
みると山伏峠の位置は書いてあれどなかなかそっちに近づかない。
かれこれ雨畑湖から10kmも20kmも走ってるのに…道はさらに険しくなり
ずっとダートになる。ところどころ舗装されてるところも崖に吹き付けた
コンクリートがはがれて落ちたのが除けてあるような始末だし。がすがす
摺ったり、石に乗り上げたり。散々なサバイバル状況になってきた。
さっき遥か上に見たあたりにやっと到着。ちょっと舗装された直線に
なったので一時休憩。周りを見渡すと色とりどりの木々に埋め尽くされた
山が連なり遥か向こうまで続いていた。来た道以外の人工物は一切見えない。
曇り空なのが残念だが。気温は8度くらいでうすら寒かった。遠くで油圧
ショベルのバケットががんがん鳴っている。下の作業だろうか?
カーナビをみても山伏峠の方向にまだ向かわないが、また走りだす。
そこから300mほど走ると狭い1.5車線の道の半分に重機が置かれ、崖側で
作業してる真っ最中だった。先ではそのさっきの油圧ショベルが壁を
崩してる最中だった。崖をみると命綱で吊って壁にコンクリを吹き付ける
ための金網を張ってる作業員もいる。最後の集落から30kmくらい離れた
山の中で一冬越えればまためちゃくちゃに崩れてるかもしれない道を
維持している人たちの努力に頭が下がる思いだった。
その工事現場を過ぎるととたんに道が綺麗になった。そしてあれだけ
なかなか向かわなかったカーナビの矢印が一直線に山伏峠に向かって
いった。山梨県の県境を超え静岡県に入り、そして向こう側が開け、
やっと山伏峠に到着した。
到着すると私と同じ車(色は違うが)が駐車している。およよ。その人は
多分その峠からすぐ先にある山伏岳に登っているのだろう。登山道と
おぼしき道があるんだが、熊笹に覆われたけもの道にしか見えない。
ちと登ってみたが、なんか降りることができなさそうだったのですぐ
引き返してきた。
峠をすぎた静岡側の下りはいままでとうって変わって全舗装の道。
山梨側がこんなに崩れてるのは北斜面だからだろうか。でも油断は禁物。
これまでがこがこ摺ったからね。(T.T)これまた20kmくらい下って行って
やっと静岡側の集落に到着。かれこれ3時間。林道めぐりのなかでも
かなりのアレゲさを放った旅であった。
そのあと温泉にと思ったのだが行ってみると4時で終わりだった。秋の
夕暮れは早い。5時すぎにはもう真っ暗。温泉ガイドを持ってくるのを
忘れてしまったのでそのあと温泉がみつからずじまい。ちと寂しかった。
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