koufuuの日記: SAP, アクセンチュア 2
日記 by
koufuu
SAPジャパンとアクセンチュアが金融向けに共同営業、5年で1000億円狙う
前にもSAPが金融機関に売りたがっているという話を日記に書いた記憶があるんだが、実際、難しいと思う。SAPが何を売るつもりなのか知らないが、R/3を売るつもりだとすると、たぶん失敗するんじゃないかと。R/3の主要マーケットである製造業とは求められているものが違うと思うのだ。記事では、日本での対象マーケットとして、リース業界、保険業界、地銀の3つが挙げられているが、どれも厳しそうな気がする。
まず、リース業界だが、SAPを入れられるだけの大手というのはそれほど数が無いと思うのだが。また、リース会社の会計というのは結構独特だと思うし、日本と欧米では違うんじゃないかと思う。結果、(ERP)パッケージの利用ってのは難しいんじゃないかと。確かに世の中にはリース会社向けパッケージもあるけど、もう少し小さいリース会社を狙ったものだと思うし。(日本には小さいリース会社は山ほどある。)
保険業界は、…すまん、あんまり詳しくない。でも日本の場合、SAP R/3を導入するほどの資金余力のある会社があるようには思えないけど。
地銀については、勘定系システムを含めてということのようだが、R/3では、どう転んでも、勘定系は無理だと思うんだけどなぁ。とりあえず、地銀に関して言えば、アクセンチュアも他と組んだ方がよかったんじゃないか?例えば、PROBANKをとりあえずは動かした富士通と組むとか。(東三とIBMにはIBCSがあるし、SMBCとNECには一応JRIがあるし、NTTデータはまぁ独力で何とかしそうだし。)まぁ、米アクセンチュアと独SAPが提携してしまった以上、両社の日本法人は従うしかないのかもしれないが。
ただ、欧米の事情は、ちょっと分からないので、そっちで成功する可能性は無いとはいえない。ただ、仮に欧米で成功したとしても、それを日本に持ち込んで成功するかといえば、疑問であり、個人的には、(少なくとも日本では)うまくいかないと思う。まぁ、お手並み拝見というところか。
(2003.10.22 17:16追記)アクセンチュアといえば、「 アクセンチュアが銀行向けに新提案」という記事もあったな。個人的には、勘定系と情報系では、インフラに求められるものが違うと思うので、分けておいた方がいいと思うのだけど。記事中にあるものと同じ概念かどうか分からないけど、ハブを作ることを考えた方が、いいように思う。まぁ、ハブをちゃんと作ることも難しいとは思うけど。
前にもSAPが金融機関に売りたがっているという話を日記に書いた記憶があるんだが、実際、難しいと思う。SAPが何を売るつもりなのか知らないが、R/3を売るつもりだとすると、たぶん失敗するんじゃないかと。R/3の主要マーケットである製造業とは求められているものが違うと思うのだ。記事では、日本での対象マーケットとして、リース業界、保険業界、地銀の3つが挙げられているが、どれも厳しそうな気がする。
まず、リース業界だが、SAPを入れられるだけの大手というのはそれほど数が無いと思うのだが。また、リース会社の会計というのは結構独特だと思うし、日本と欧米では違うんじゃないかと思う。結果、(ERP)パッケージの利用ってのは難しいんじゃないかと。確かに世の中にはリース会社向けパッケージもあるけど、もう少し小さいリース会社を狙ったものだと思うし。(日本には小さいリース会社は山ほどある。)
保険業界は、…すまん、あんまり詳しくない。でも日本の場合、SAP R/3を導入するほどの資金余力のある会社があるようには思えないけど。
地銀については、勘定系システムを含めてということのようだが、R/3では、どう転んでも、勘定系は無理だと思うんだけどなぁ。とりあえず、地銀に関して言えば、アクセンチュアも他と組んだ方がよかったんじゃないか?例えば、PROBANKをとりあえずは動かした富士通と組むとか。(東三とIBMにはIBCSがあるし、SMBCとNECには一応JRIがあるし、NTTデータはまぁ独力で何とかしそうだし。)まぁ、米アクセンチュアと独SAPが提携してしまった以上、両社の日本法人は従うしかないのかもしれないが。
ただ、欧米の事情は、ちょっと分からないので、そっちで成功する可能性は無いとはいえない。ただ、仮に欧米で成功したとしても、それを日本に持ち込んで成功するかといえば、疑問であり、個人的には、(少なくとも日本では)うまくいかないと思う。まぁ、お手並み拝見というところか。
(2003.10.22 17:16追記)アクセンチュアといえば、「 アクセンチュアが銀行向けに新提案」という記事もあったな。個人的には、勘定系と情報系では、インフラに求められるものが違うと思うので、分けておいた方がいいと思うのだけど。記事中にあるものと同じ概念かどうか分からないけど、ハブを作ることを考えた方が、いいように思う。まぁ、ハブをちゃんと作ることも難しいとは思うけど。
日本の銀行は金がないから (スコア:1)
SSCの例の信金向けシステムは、オープン系でコスト削減というコンセプトに乗ったのがアレなんですが、どこの金庫も既存のシステムよりも利用料金が低くなることを期待したわけで
大手金融機関にしても、逆にこう言った金融コンサルティングに自身が乗り出す可能性のほうが強い訳で、コンセプト以前に日本じゃ受け入れられないんじゃないなぁと思ったり
まぁ勘定系では他社と協業するみたいなことが書いてありますし、勘定系をSAPで構築する、という話には思えないですが…。
Re:日本の銀行は金がないから (スコア:1)
一応、SAPには、SAP for Banking [sap.co.jp]ってのがあって(看板はともかく実体がどこまであるかは知りませんが)、この辺 [sap.com]とかこの辺 [sap.com]を見ると、勘定系までを考えていると思えるんですよ。
まぁ、仮に実体があったとしても、欧米向けであって(新生銀行みたいに実質ゼロから立ち上げっていう銀行を狙うならともかく、地銀を狙うんなら)Japanizeしないと使えないでしょうから、その辺で、銀行系システム子会社と協業したいという意味じゃないかなぁと思っていたんですが。プラス、販路確保というのももちろん有ると思いますが。しかし、SAPには、そういう意図があるとしても、アクセンチュアには、NECや富士通並みに体力があるわけじゃないと思うので、Japanizeする先行投資に耐えられないと思うんですよねぇ。
written by こうふう