koufuuの日記: インソースとアウトソース 1
日記 by
koufuu
こんなコメントをしたんだが、インソースとアウトソースについて、もう少し考えてみたい。
アウトソーシングを利用する目的としては、(1)社外のノウハウを活用する、(2)コスト削減を図る、の2つが考えられる。
(1)についていえば、インソースでは得られないものを社外に求めているわけであり、アウトソーシングにはある程度の必然性があると考えられる。 留意すべきは、そのアウトソーサーが提供するサービスレベルが自社に必要かどうか、費用対効果的に妥当かと言う判断であろう。 このようなアウトソーシングとしては、例えばベンチャー企業向けの各種サービスが考えれるだろう。 この場合、ベンチャー企業としても成長に応じてサービスコストを変動費的に考えられるアウトソーシングであれば利用に値するのではないか? また、ベンチャーが成長し、一定以上の規模を持ち、インソースできるだけのリソースの余裕ができるまでは、インソースにすると言う選択肢自体が存在しない。
実際のところは、アウトソーシングを利用する企業は、(2)を目的とすることが多いのではないだろうか? ところで、(2)を実現するためには、アウトソーサーはどうすればいいのか?あるいは、どうなっているからインソースより低コストで同等のサービスレベルを提供できるのか? コストと言う観点から言えば、(a)規模の経済を働かせる、(b)変動費の傾斜を抑える、(c)経験の蓄積で低コストオペレーションを実現する、の3通りの解釈が成り立つ。
(a)が効果を発揮するのは、固定費のうち、どの企業でも変わらないインフラ的なものに必要なコストであろう。 ITであれば、ファシリティ(ハウジング)、サーバ(ホスティング)、アプリケーション(ASP)という形で、複数社で共用できれば、規模の経済を働かすことが可能であろう。
(b)が効果を発揮するのは、基本的には人件費であると思われる。 これは、日本の従来の処遇体系のように1つの会社の給与体系が1つになっていて、かつ、アウトソーサーの給与体系のほうが安ければ意味がある。 が、この点については、欧米や、最近の日本では変化してきているようにも思われ、アウトソーサーの優位性は揺らいでいると思われる。 (b)で他に考えられるのは、大量購買によるディスカウントであるが、ITアウトソーシングでボリュームディスカウントがそれほど大きいものは無いようにも思われる。 もしあれば、それの購買に関連する業務はアウトソーシングに値するのかもしれないが。
(c)について言えば、インソースでも出来なくは無いわけであり、アウトソーシング利用のメリットとしては明確ではない。 現に、CIOたちの「脱・アウトソーシング宣言」で紹介されている、 ファーマーズ・グループの事例などは、まさにこのことの証左だろう。
つまり、(a)の効果(乃至は、(b)のボリュームディスカウント)が見込めないのであれば、アウトソーシングは結局高くつく可能性がある。
また、アウトソーシングは通常、数年から10年程度の昨今のビジネス感覚からすれば、かなり中長期的な契約となる。 その結果、現時点では最善と思われる選択をしたとしても、契約期間中に環境の変化に伴い、むしろ制約条件となる可能性がある。 例えば、先のリンク先のワシントン・ミューチュアル銀行の事例などが証左になるだろう。 アウトソーシングを利用する際には、中長期的な契約の結果、その間の選択の自由度を損なうことにより、 変化にタイムリーに対応することの制約条件となるリスクがあることに留意しなければならない。
以上のようなことを考えると、インソースとするには固定費が高くつき、かつ、ビジネス環境が変化しても、あまり変わらない業務が アウトソーシングに適しているが、それ以外については中長期契約に伴うリスクが高すぎるのではないか?
アウトソーシングを利用する目的としては、(1)社外のノウハウを活用する、(2)コスト削減を図る、の2つが考えられる。
(1)についていえば、インソースでは得られないものを社外に求めているわけであり、アウトソーシングにはある程度の必然性があると考えられる。 留意すべきは、そのアウトソーサーが提供するサービスレベルが自社に必要かどうか、費用対効果的に妥当かと言う判断であろう。 このようなアウトソーシングとしては、例えばベンチャー企業向けの各種サービスが考えれるだろう。 この場合、ベンチャー企業としても成長に応じてサービスコストを変動費的に考えられるアウトソーシングであれば利用に値するのではないか? また、ベンチャーが成長し、一定以上の規模を持ち、インソースできるだけのリソースの余裕ができるまでは、インソースにすると言う選択肢自体が存在しない。
実際のところは、アウトソーシングを利用する企業は、(2)を目的とすることが多いのではないだろうか? ところで、(2)を実現するためには、アウトソーサーはどうすればいいのか?あるいは、どうなっているからインソースより低コストで同等のサービスレベルを提供できるのか? コストと言う観点から言えば、(a)規模の経済を働かせる、(b)変動費の傾斜を抑える、(c)経験の蓄積で低コストオペレーションを実現する、の3通りの解釈が成り立つ。
(a)が効果を発揮するのは、固定費のうち、どの企業でも変わらないインフラ的なものに必要なコストであろう。 ITであれば、ファシリティ(ハウジング)、サーバ(ホスティング)、アプリケーション(ASP)という形で、複数社で共用できれば、規模の経済を働かすことが可能であろう。
(b)が効果を発揮するのは、基本的には人件費であると思われる。 これは、日本の従来の処遇体系のように1つの会社の給与体系が1つになっていて、かつ、アウトソーサーの給与体系のほうが安ければ意味がある。 が、この点については、欧米や、最近の日本では変化してきているようにも思われ、アウトソーサーの優位性は揺らいでいると思われる。 (b)で他に考えられるのは、大量購買によるディスカウントであるが、ITアウトソーシングでボリュームディスカウントがそれほど大きいものは無いようにも思われる。 もしあれば、それの購買に関連する業務はアウトソーシングに値するのかもしれないが。
(c)について言えば、インソースでも出来なくは無いわけであり、アウトソーシング利用のメリットとしては明確ではない。 現に、CIOたちの「脱・アウトソーシング宣言」で紹介されている、 ファーマーズ・グループの事例などは、まさにこのことの証左だろう。
つまり、(a)の効果(乃至は、(b)のボリュームディスカウント)が見込めないのであれば、アウトソーシングは結局高くつく可能性がある。
また、アウトソーシングは通常、数年から10年程度の昨今のビジネス感覚からすれば、かなり中長期的な契約となる。 その結果、現時点では最善と思われる選択をしたとしても、契約期間中に環境の変化に伴い、むしろ制約条件となる可能性がある。 例えば、先のリンク先のワシントン・ミューチュアル銀行の事例などが証左になるだろう。 アウトソーシングを利用する際には、中長期的な契約の結果、その間の選択の自由度を損なうことにより、 変化にタイムリーに対応することの制約条件となるリスクがあることに留意しなければならない。
以上のようなことを考えると、インソースとするには固定費が高くつき、かつ、ビジネス環境が変化しても、あまり変わらない業務が アウトソーシングに適しているが、それ以外については中長期契約に伴うリスクが高すぎるのではないか?
あのう、 (スコア:0)
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世界は狭いし唯1つだよ 仲良くしようぜ基地外どもゆ?
個人情報の秘匿WA破滅eNO第一歩也。