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kowloon-walled-cityの日記: 台湾 vs 韓国、液晶市場を制するのはどっち?

日記 by kowloon-walled-city

韓国と台湾の液晶メーカー、“死闘”の行方

 パソコン用の液晶パネル価格が急落し、液晶メーカーは採算性の改善が急務になっている。シェア拡大を目指す韓国と台湾の液晶メーカーはし烈な投資合戦を繰り広げてきたが、ここにきて生産技術力のある韓国勢が一歩リードし始めたようだ。

 パソコンモニター用の液晶パネルの大口価格は主力の17インチサイズが7月からの2カ月で約30%下落した。1枚当たり230ドル前後となり、液晶各社の製造コストに接近した。市場では「韓国メーカーは収益を確保できているが、台湾勢は製造コストと同レベルか一部で採算割れが発生している」(モニターメーカー)という見方が多い。

 実際、パネル価格が下落に転じた7月以降、複数の台湾メーカーが10―20%の減産に着手。9月には台湾・奇美電子が新鋭工場の建設中断を発表した。一方、韓国メーカーは夏以降も減産していない。

 韓国メーカーよりも液晶市場への参入が遅かった台湾メーカーは、投資力では韓国メーカーと肩を並べるものの、生産技術などではまだ一歩遅れる。現行の第5世代ラインでも、良品率は韓国勢のほうが高く、製造コスト面では韓国メーカーが優位に立つ。

 パネル価格が製造コスト近くまで下落したことは、韓国メーカーにとってはシェア拡大のチャンスとされる。採算が多少悪化してもパネルの値下げを戦略的に続ければ、既に減産や工場建設中断などに直面する台湾メーカーに水をあけることも可能。モニターの需要期に入った9月も液晶パネル価格の先安観が根強い背景には、韓国メーカーがシェア拡大を目指した値下げを続けるという読み筋も関係している。

 韓国メーカーはシェア拡大の千載一遇の好機であることは認めながらも、「あくまでも利益確保を目指す」と、パネル価格下落に歯止めをかけることを優先する方針を強調する。見方を変えれば、ライバルの動向にかまう余裕がない証左と言える。来年からといわれたパネル市況悪化が現実のものとなり始め、液晶各社は死闘を余儀なくされたようだ。

液晶はドット異常がネックで、大きい画面に買い換えるのを躊躇ってしまいます。
実際私が今これを書くのに使っているディスプレイもど真ん中の1ドットだけ常時点灯。
親類にも何人かドット異常でメーカーと揉めた人が…。

記事中に"良品率"という記述があるが、果たして「良品」のラインってどこで線引きされるんだろうなあ、とか考えてしまいます。

個人的にはそんなに安くならなくて良いので、ドット異常は1ドットでも出荷しない方向でお願いします。

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