kshの日記： 生産性

生産性についての議論は一杯あるが、生産者についての議論は少ない。ここで言う生産者とはもちろんプログラマのことである。

生産性を上げるためのツールについての議論は一杯あるが、生産者が生産性に貢献することを補助するツールについての議論は少ない。つまりツールはプログラマに押し付けるものであり、プログラマ自身の生産性を上げる、ということにはあまり関心がないということなのだろう。

プログラマに求められるスキルについての議論は一杯あるが、生産者自身が高めたいスキルをビジネス、しいてはお金に変える方法についての議論は少ない。これはスキルとはプログラマの単なる属性の一つと考えられているが、プログラマ自身にとってはある意味自分の存在理由であったりする場合もあるとは思われていない、ということなのだろう。

プログラマから離れてみるといろんな物が見えるような気がする。