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kubotaの日記: 伝統にも始まりがある

日記 by kubota

keita さん日記。「自由と創造」といえば高校時代の校訓というか校風というか、そのものじゃないかよ。

西川長夫さんという人が、「国境の越え方」という本のなかに、「日本文化と自分文化」というのを書いている。いま日本の伝統文化と言われるものはいろいろあるけど、千利休にしても、べつに日本とか伝統とかということを考えていたのではなくて、自己表現を追求したのだ、ということ。

それを、ぼくらが後になってから、「あれは日本文化だ」とレッテルを貼る。千利休は日本人だから彼の生み出した文化を日本文化と呼ぶこと自体は正しい。でも、よくある「日本文化を大事にする」という観点からは、千利休自身の境地はどうあがいても理解できないだろうし、彼にならうことにもならない。

まあ、ほんとうに価値あるものを創造できるのはほんのひとにぎりの天才だけだ、だからぼくら凡人にできるのは、「日本文化を大事にする」ことくらいなんだ、という考え方も成り立つ。でも、これはなんだかさびしい。「日本文化を学ぶのは、井の中の蛙になって車輪の再発明をして喜ぶ間抜けな人間にならないためだ」くらいのことは言いたい。

西川長夫、おすすめですよ。

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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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