leiqunniの日記: C to C物流が限界だからか 4
日記 by
leiqunni
ヤマト運輸の物流は、基本顧客から顧客へと配送するm:nだ。
しかしAmazonの商品の物流は。Amazonから顧客への1:nだ。
Amazonも物流センター拠点を築いている。
当日配送サービスのしわ寄せみたいな理解をされているが、
顧客は配送の速さを求めているわけではなく、
「自分で買いに行って持って帰ってきたら」を基準に、
それより便利かをサービスに求めているのだと思う。
端折って書くが「物流の効率化」だ。家に居ない時に来るな。とか。
サザエさんでは酒屋のサブローさんがB to Cの配送を担っている。
郵便配達とは全く違う仕事だ
おそらくB to Cに適化したビジネスフローが必要だ。
サブローさんは町内何百世帯の家族構成や行動時間帯や趣向や消費加減を全部把握している。
そんなの出前やってる蕎麦屋でも。弁当将軍でーす!
昔のニーズ 今のニーズ (スコア:0)
> サブローさんは町内何百世帯の家族構成や行動時間帯や趣向や消費加減を全部把握している。
それでいい客ももちろんいるでしょう。
でも現代社会、そんなの知られたくないという客もいれば、去年引っ越してきた外国人も居る。
つまりサブローさん式ビジネスフローは、一部の客にしか適合しないお得意様方式。
お得意様方式という意味では、ヤマトなどが登録ユーザー向けの時間指定サービスなどやってるので、既に微妙ながら実行されてるとも言えます。
Re:昔のニーズ 今のニーズ (スコア:2)
個人情報なんて、近くのコンビニの店員やAmazonの中の人や、
郵便配達の人や印刷所の人にバレバレなんで、
そこは気にするところじゃないような。
覆面マスクして夏コミ参加するわけでもなし。
ところで、全然関係ないですけど、
電車通勤の人は「会社帰りの降りる駅留め」だと便利だと閃きました!
ってそれって「コンビニ留め」と変わりないですね。
うちはマンションなんで宅配ボックス付いてるから、
所詮は他人事だったかな。鳴らさないで宅配ボックスに直行してほしい。
仕事量の判断とコントロール (スコア:0)
サブローさんと配達員の一番の違いは、扱う物量を自身でコントロールできるかどうかです。
御用聞きなら受注の段階でいつ頃配達に来れるかを判断できますが、
宅配便の配達では荷受けの段階で配達員にその判断を行う情報は与えられません。
配達員もベテランなら世帯ごとの在宅時間や、どんな荷物が多いか(例えばどこの通販をどの程度利用するか)は把握しています。
ただ、それに合わせるには担当する人数に対して量が多すぎるんですよね。
そうなってしまうのは、荷物が地域のセンターに来るまで宛先住所のリストが作れない、
つまり仕事の総量を量れないことに根本の原因があります。
BtoCの物流で初回の配達完了率を高めるには、荷受けの段階で配達先のリストを作成する作業が必要だと思います。
データさえあれば、後の調整はAIにでも任せてしまえば配達ルートの選択まで自動化できるはずです。
例えばAmazonであれば宛先住所の一覧は既に持っているので、それを表記ゆれを吸収した住所データとして整えれば、
宅配までのシステム全体の効率化はかなり進むでしょう。
ただ、他の事業者にまとまったデータを渡すには個人情報保護だとかで色々面倒があるかもしれません。
Amazonが直接の配達委託をして、荷物の受け渡しと同時に配達ルートを指示する形なら面倒は省けるかも。
Re:仕事量の判断とコントロール (スコア:2)
いや、中期的には地域の物量は大きく変動しないと思います。
その地域でみんながみんなシンクロしてネット通販を利用しないからです。
お中元お歳暮クリスマス次世代ゲーム機の発売日とかのイベント時は、
集中して物量が増えますが、これは想定内のことですし。
いまの配送の問題は、物量や配達先や配達ルートがどうこうはなく、
やはり不在宅時の再配送だと思うのです。
指定があるか無かろうが、まず荷物を配達に行って、
在宅なら没問題。だから宅配ボックスが解決策となり。
んで、不在の場合は他の荷物を配達するわけですが、
ここで不在宅票を受け取った人からインタラプトで、
何時に持って来てとか、考えたルートとが破棄されるとか、
だと思うのです。
こう考えると「全てのお届け先に集荷所から常に二往復する仕事量」を見込んでおけば、
良いような。一回目で不在宅票届ける。在宅なら終了。
二回目は集荷所に届けてちょの連絡きたら届ける。
あ、いいこと考えた。