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日記

live-gonの日記: 「ワクチンは殺人兵器」なんて軽い部分だけではなかった 9

日記 by live-gon

福井県議「ワクチンは殺人兵器」 斉藤新緑氏が広報紙で主張、議会に抗議の声というニュースの中に「自身のホームページでも同様の意見を公開」とあるので見てきた。

http://www.ss.apdw.jp/pdf/hot102.pdf、PDF です。

いやいや、これがすごい。電波ゆんゆんな(古い)文章はあちこちで目にするが県議会議員が広報誌として出す内容としてはなかなかな代物というか、素人が出すものとしてもここまで突き抜けたレベルの内容はあまりお目にかかれないだろう。最初の文章はどこまで読めば「というような陰謀論が蔓延しているが」が出てくるのかと思ったくらいである。どこまで読んでも出てこない。ヤバい。思わず全文引用したいくらいである。どこかでオチがつくのかと思ったら、あれもこれも関連付けて巨大な陰謀論が膨れていく。ノリにノっているのだけは分かる。通して見るとトランプがワクチン打っているという事実とかどうするつもりなのさっぱり分からない。まー、とにかくJアノンのエッセンスを凝縮したような内容である。

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日記

live-gonの日記: デートでは男性がおごるのが当たり前という話の考察 - IT観察 - 番外 11

日記 by live-gon

こういうどうでもいい話を自分のサイトに書いてたんだけど、長いことシステム変更しようとしつつサボってて目処も立ってないのでこちらにちょろっと書いてみる。ヨタ話である。

デート代は男が出すべしという話があって、それも、出してくれると嬉しいというレベルではなく出すのが当たり前という話もある。もちろん、男女両方から賛成意見と反対意見がある。その議論を眺めているうちに、俺にも一言言わせろという気分が高まったのでこれを書いている次第である。

中学生同士が映画を観てマックで食事をするのに――そして高校生がラウンドワンに行ったり喫茶店でおしゃべりしたりするというときに――おごりの正当性はあまり見い出せないというか、そういうときは普通に「会計は別々で」とやってた気がする。というか、自分がバイトしてたらそれもいいような気がするのだが、親からもらった小遣いで同級生とのデート代をおごるというのはなんかすごく変な気がした。その行為で好意を表明している感じがしないのである。自分が得たものを相手に与えていないというか、懐を痛めていないうしろめたい感じである。

まあ、十代の頃のデートの話をしたいのではない。

今がどういう時代なのか分からないが、私が若い頃というのは、同い年や年下は絶対に嫌という女性がけっこういた。今は変わっているのかもしれないが、どちらかというと普遍的な気がするのでそのまま話を進める。今は違うというのなら、とりあえず、私の若い頃はという条件付きで聞いて欲しい。

で、一年生の女子が三年生の男子とか、中学生女子が高校生男子、高校生女子が大学生男子、女子大生は社会人男性に憧れてたり実際に付き合ったりといった塩梅である。で、同級生の立場から、その手のちょっと年下の女子と付き合っている男子を見るという視点だと、クラスメイトや同い年に相手されないから、年上というアドバンテージを利用している、一番イケてる男からは一段下がったランクの男って感じの印象になる。

そうなると男は女におごるようになる。そりゃそうだろうと思う。そこで割り勘を言い出す男はロクなものではない。

おごられるのが当たり前と思っている女というのは、おごることで女性と付き合う男との関係を作ってきたんじゃないかと思う。つまり、同い年や年下はどうにも嫌というタイプがそういうことを言ってるんじゃないかと思うわけである。

私も年下の女性にはデートじゃなくてもおごるが、デートでなければ同い年にはそこはしない感じである。これを正当化したり理屈で説明できたらいいのだが、「なんとなく」としかいいようがない。年上におごったら失礼であると思うから、その延長線上の意識である。

ここまで書いて伝わるかどうか分からんけど、恋愛に「尊敬」とかそういう、上下関係が入ってくるタイプだと、おごりおごられの意識が出てくるのではないかと思うのである。まあ、恋愛という感情が、「尊敬」から生まれるか、「友情」から生まれるか、その他、色々な人それぞれの恋愛観というものがあると思う――「尊敬できない人とは恋愛できない」というセリフを聞いたとき、「尊敬できなくても好きにはなれるなあ」と私などは思ったわけだが、この辺は個人差が激しい。あなたはどうか?――のだが、「ついていきたい」みたいな感情の優先度が高いタイプである。

とはいえ、これに反発を覚える男というのも、それはそれでロクなものではないと思う。恋愛観というのは人それぞれだから、まあ、そっちにも私の場合は理解はできる。もちろん、私は、自分の、あまり恋愛に上下関係を持ち込まない方が正しいとか思っちゃってはいるが、何でも言うことを聞く従順な女の方にエロスを感じるときが将来、起こらないとも限らない。

というような、どうでもいい話である。まだまだ書けそうな気はするけど、時間が無いのでこのへんで終わる。

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日記

live-gonの日記: あけましておめでとうございます。

日記 by live-gon

去年、そして今年の半分以上はネットも不自由な生活でしたが、2018年は今までの調子を取り戻し、さらに今まで以上の調子で頑張っていきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

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日記

live-gonの日記: 記念・最多返信・モデに思うこと 22

日記 by live-gon

富山実験場の「近大マグロ」養殖研究、いったん打ち切りにコメントしたんだけど、なんか返信がたくさん付いた。#2963757 なんだけど、1つのコメントに10件も付いたのは初めてである。たぶん今後もそういうことはないだろうから記念と記録のために日記に書いておく。変なモデが付かなかったのもなかなかよい。

久し振りの日記なのでおまけで書いておくけど、モデレーションについてちょっと自分の考えを書いておくけど、気にしないのがよいと思う。

不特定多数にモデ権が与えられて、モデレートされる対象も全コメントである以上、プラスモデもマイナスモデも、好意的な返信や否定的な返信が付けられたのと意味的な重みの違いはない。変な返信や噛み合ってない反論が来るのはある程度しょうがないわけで、モデにも同じことが言える。気にしないのは無神経すぎると思うけど、なにやら絶対評価を付けられて人格否定でもされたかのように受け取る必要はどこにもない。自分に付けられたモデレーションに過剰反応する人がいて、気持ちは分かるけど、深呼吸してちょっと落ち着け、と。ペナルティといってもせいぜいスコアが減ってデフォルトで表示されなくなったりカルマが減るくらいで、痛い思いをしたり口座の残高が減るわけじゃないぞ、と。

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アニメ・マンガ

live-gonの日記: 私的2014年アニメベスト10 11

日記 by live-gon

ネットで2014アニメベスト10を選んでみたっていうのを見てその内容に納得いかなかったので自分も書いてみる。こういうのは人の作ったランキングに文句つけるよりも自分でも発表して文句つけられた方が健全な気がする(気がするだけだが)。

タイトル一覧の取得元をどこにすればいいか分からなかったのだけど、ニコニコ大百科の2014年冬アニメなどから取得した。マイナーなのは無いかもしれないけど、ベスト10を作る分には漏れを気にするほどではないだろうから。

  • 10位:プピポー!
  • 9位:さばげぶっ!
  • 8位:未確認で進行形
  • 7位:シドニアの騎士
  • 6位:ベイビーステップ
  • 5位:月刊少女野崎くん
  • 4位:てさぐれ!部活もの あんこーる
  • 3位:SHIROBAKO
  • 2位:PSYCHO-PASS サイコパス 2
  • 1位:スペース☆ダンディ

「ピンポン THE ANIMATION」「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」「蟲師 続章」「鬼灯の冷徹」「ウィッチクラフトワークス」あたりを落とすのは自分でも不思議な感じだけど、好きなんだけどここが気になる気になりすぎるって引っかかりがあると、全体的にはいいのに私的にがつんと減点してしまって、なんか気にくわないって感じに落としてしまった。こういうのはみんなもランキング作成をやってみるとよい。たぶん、やると分かると思う。逆にイマイチなんだけどここが好きだから全部許しちゃうみたいなのでランクインしたりして、純粋な採点と個人的な満足度の一致って難しい。

あと、私は「作画が駄目でも面白いアニメは面白い、作画がよくてもつまらないアニメはつまらない」って考えの持ち主なので、その辺はちょっとアニオタのコメントと食い違うことが多い。読むとき留意していただくと幸いである。

プピポー!

絵はアレだし話はなんだかよく分からないしって感じなんだけど、原作にある妙な色気というのは健在で、これを落とすのは偲びないといった感じでランクイン。

さばげぶっ!

テレビ前で見ながら素で吹き出したのは久し振りである。面白かった。気持ちのいいゲス主人公であった。ちょいとダレるところもあったけど、ちゃんと笑えるギャグ枠として貴重である。予算とクオリティコントロールがきちんとしてるっぽいのも安心できた。

未確認で進行形

日常系ラブコメと思わせつつ、伏線とストーリー展開をきちんと構成しているなかなかの良作。ラブコメの波動を感じる。

シドニアの騎士

原作からの大胆アレンジがいくつか気になるけど、音響と雰囲気の再現度が高く、満足できた。WEBラジオも面白い。

ベイビーステップ

これなどはもっといい作品がたくさんあったはずなのに、色々気に入った部分の占める領域が広すぎてぐいぐいランキングを上げた例。思わず原作を一気読みしてしまうような魔力を秘めていた。これもクオリティコントロールがよくできてた。この予算ならこの作画って感じ。いや、ちゃんと作ってあるんだけど、手を抜くところを抜く感じがさ。

月刊少女野崎くん

やー、面白かったです。色々うまいなーと思った。

てさぐれ!部活もの あんこーる

去年の1期からの流れだけど下ネタへの流れが止められなくなった感じ。ほんとに面白かった。ライトスタッフが奇跡的に揃った感じで、この作品に関してだけは、技術だけではないマグレの要素も評価しないわけにはいくまい。

SHIROBAKO

まだ終わってないけどこんな感じで。ただ個人的には2期まで見ると最終的にはちょっとランクが下がりそうな予感がする。私は作中で、普通はそんなこと言わねーよみたいな心情セリフ説明があると萎えるんだけど、後半にそういうのが増えそう。

PSYCHO-PASS サイコパス 2

1期で綺麗に終わったやんと思ってた。こういう2期は絶対駄目になる。そういう予見をいい意味で裏切ってくれた良作。ただ1期以上にSFしてて、より尖った内容になった。まあ、その尖り方がまた好きなんだけど。

スペース☆ダンディ

1期も2期も2014年なんですな。なんか長い間見てた気分になる。これは問答無用でしょう。2014年ベストといえばこれ。

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リスト見ててしみじみ思った。2014年冬アニメ(1~3月アニメ)はクソアニメの豊作クールでもあった。

  • ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル
  • ハマトラ
  • 魔法戦争

最初から駄目とかまあ予想通りそれほど面白くないとかいうのは恒例のようにあったけど、そういうのとは別にこの3つは目が点になる珍妙な作品であった。

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日記

live-gonの日記: 一人称小説 - IT観察

日記 by live-gon

私の友人からアイスバケツチャレンジの指名が来たのは2014年8月22日のことだった。ITmediaでは「頭から氷水」は「飽きちゃったので」 「100ドル寄附」を選んだサイバーエージェント藤田社長といった記事が話題になり、スラッシュドットジャパンでもビル・ゲイツ、ザッカーバーグ、孫正義も氷水をかぶるALS Ice Bucket Challengeというストーリーが出た頃だ。こちらのストーリーでも、後日談的なカナダの科学者、アイスバケット・チャレンジで氷水の代わりに液体窒素をかぶるというストーリーでも同様のコメントが付いているが、売名行為だの同調圧力だのチェインメールだのと批判も多い。

そういった指摘は別に間違いではない。私が指名されて戸惑ったのは、友人もこれが良い要素だけではないことを知っているはずであり、また、私もそのくらいの分別があり、友人も私がそういう分別のある人間であることを知っていることを確信していることであり、つまり、指名した意図が分からない点であった。

私に ALS について認知させる意図でないことは明白だ。お互い、どんなニュースサイトを巡回しているかはなんとなく知ってるし、このくらいの話題性があれば相手もこのニュースを見ただろうくらいのことは予想できる。氷水を被らせようというつもりもないだろうし、寄付させようというつもりもないだろう。次に誰を指名するかといった下衆な好奇心でもなさそうだ。同調圧力も無い。お互い、そういう湿度の高い関係ではない。指名を無視してもそこで関係が壊れるということはないだろう。

しがらみの無い、フラットな状態で指名されたといっていいだろう。これがちょっとでも立場が上だったり下だったりする人物からの指名だとまたややこしくなっていただろうが、そうではなかった。

色々ひっくるめて、これはネタフリだと判断した。学生の悪ノリの類だ。どういうふうに氷水を被るのか、あるいは被らないのか、誰をどのように指名するのか、指名しないのか、そういった一切合切を含めたリアクションを求めるためのフリである。

友人は氷水を被っていた。風呂場で洗面器にそれを作って、「うー、寒い!」などと被ったあとに悲鳴をあげるバストショットの動画をアップしていた。上半身しか映ってないがたぶん全裸だろう。再生数は100くらい。誰が見たのか何人かは確実に当てられるが、話題に乗っかってまったく知らない人も視聴してこその再生数だ。動画についたコメントにも賛否両方があったが、明らかに知人と分かるものがあり、内輪ウケの雰囲気が強かった。私もその内輪に含まれる。

動画を投稿するのもやや抵抗があった。私がそういうことをするとは思われてないだろうから、「意外に乗ってきたな」って反応はあるかもしれない。だがそれも普通といえば普通である。それに意外とやるかもしれないくらいには思われてる可能性もあるので、めんどくさいから安易に被って済ませたなって反応になるかもしれない。

なんだかとにかくめんどくさい。嫌悪感とか友人への怒りや憎しみまでは湧かない。そこまで――なんというか――嫌がってもいない。義務も義理もないのだから、楽しさも無いわけではないのだ。

ヒネってもヒネらなくても傑作にはなりそうにないし、これに一週間もかけて反応するのもイケてない。結局私がどうしたかというと、普通に寄付をする動画を投稿した。批判的なことを言うのは野暮なので、そこには触れず、ただ寄付をしてチェーンを止めた。真似をしたわけではないが上で紹介したように藤田社長と同じことをしたことになる。オリジナリティのある反応をするのは難しい。すでに私が受け取った頃には全パターンが世界中に出てしまっていただろう。

私が思うに、このキャンペーン手法に対する批判や批判への反論のコメントは、あまり意味がない。客観的にどういうものであるかは自明であるし、当事者にとってもそれは百も承知のことだ。これは個人的なものなのだ。自分が指名されたらどうするか、その個々の反応に意味がある。ノリのいい人であっても、このキャンペーンに否定的な人であっても、実際に指名されたときにどう反応するか。その個人的な回答が聞きたい。被るのか、無視するのか、指名してきた相手を非難するのか、次に指名をするのか、誰を指名するのか。当事者になったらその人はどうするか。それだけの話だろう。

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日記

live-gonの日記: 伊藤計劃の「虐殺器官」「ハーモニー」が劇場アニメ化

日記 by live-gon

ノイタミナ公式サイトにて「Project Itoh」として「虐殺器官」「ハーモニー」の2015年劇場アニメ化決定が発表された(「伊藤計劃プロジェクト」公式サイト)。

どのような映像化がされるか、期待したいところである。

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また、SFつながりで、同じノイタミナラインナップ発表にて「PSYCHO-PASS サイコパス2」の放送も伝えられた(シネマトゥデイの記事)。こっちの出来はどうなるんだろう。

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日記

live-gonの日記: 国民投票:自宅の鍵のかけ忘れの頻度は? 6

日記 by live-gon
  • そもそも鍵などかけない
  • 週に一回
  • 月に一回
  • 年に何回か
  • 年に一度あるかないか
  • 忘れるとかありえない
  • 自分では気づかないが指摘されたことはある
  • 俺が警備員だ
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日記

live-gonの日記: カウンターするカルチャー - IT観察 2

日記 by live-gon

その時代を体験したわけではないが60年代70年代というのは、若者による古い伝統を打ち壊すのが時代の流れだったそうで、それも少なくともアメリカと日本ではかなりメインの風潮だったらしい。欧州や他のアジアについては知らないが、そういうヒッピー文化の影響のようなものはあちこちにあったようだ。

具体的に聞くのは、フリーセックスとか親の敷いた人生のレールを外れるといった行為、教会やキリスト教を疑ったり、フォーマルな場にカジュアルな格好で行ったりするような行為だそうな。疑いを持たずに受け入れている既存の価値観を疑い、反旗を翻すべきといった風潮である。

どこで見たのか忘れたが、当時の若者がテレビのインタビューに答えている映像を見たことがあるけど、今の視点──私の視点という意味だが──で見ると、大学生のくせに完全に中二病といった塩梅である。なんかやたら難しい思想や哲学の用語を使い、「こんなことも勉強してないの?」と言わんばかりのドヤ顔には、まさに黒歴史という言葉がぴったりだと思ったもんである。まあ、実際には中二病をこじらせて殺人までしていたそうだから、もうちょっと過激な集団ヒステリーと呼べるものだと思う。歴史上の魔女狩りを集団ヒステリーと見なすか、それも当時のカルチャーと見なすかはそれこそ世代によって変わるだろう。

現役で送ってきた人にとっては、自分の青春を黒歴史などと言わないでくれって反論もあるかもしれない。

ちょっと話はズレるが、『マツコと有吉の怒り新党』において、「昔好きだったアイドルが、当時誰と付き合っていたとか暴露するのに腹が立ちます。当時の純粋な自分を裏切られたような気持ちです」という意見に、「当時の純粋な自分っていうのもズルいね。当時の気持ち悪い自分じゃないの?」と言っていた(言い回しは違うと思うがそんな感じで)。

何かに一生懸命になるというのは黒歴史化と紙一重である。この日記も黒歴史っぽい部分があることは自分でも否定できない。

一体、なんの話かというと、以下の記事である。

友達が減っていくのが、大人の証です。:日経ビジネスオンライン

自身の全共闘時代の影響についても客観的に認めつつ、やっぱり、群れるのはコドモなんじゃないのっていう指摘をしている。

一方で、私が思うに、群れなくなるのが大人になるということでそれが伝統的イニシエーションだなどというルールがあったら……あとは言わなくても分かるよね?

親の世代の価値観に反する方向に若者は向きがちであり、親の嫌悪や反発が──おそらく、「これだからゆとり世代は」などという嘲笑を、「しょせん団塊ジュニア世代は」と嘲笑している層がある──行動の指針にすらなっている。自分が何をやりたいかではなく、何をすれば大人が怒るかを基準にするのである。

全共闘やヒッピーの活動が、当時の人達の本当にやりたかったことだとは思えないのだ。結局、大人を怒らせることが目的の、カウンターだったんじゃないかと。やってることは正反対でも、結局、周りの価値観ありきの言動だったんじゃないかと思うんである。

ここで説教くさく、ちゃんと自分の頭で考えて行動しなさいとか言うつもりもないし、自分がそうしていると言うつもりもない。また、みんながそうであったとひとくくりにするつもりもない。いつでも例外な人はいただろう。言いたいのは、時代とかそのときの価値観というものから独立した、純粋な言動なんてものはないんだろうなあということである。あるいは仮にそんなものがあったとしたら、今度はそんなものは誰からも理解されないだろうということである。

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スラッシュドット

live-gonの日記: 引き金は評価 9

日記 by live-gon

そんな話、聞きたくもないよって人もたくさんいると思うけど、AerospaceCadetさんの話。メタモデしてるとスラドでは珍しい罵詈雑言を目にして、確認すると大抵はこのID。まあ定期的にこの手の人は出てきたし、ひょっとしたら同一人物なのかもしれないけど、普段の態度と、メタモデに出てくるときの罵詈雑言のギャップが激しくて、真意とか目的はどこにあるのか、そういう理性的なものがない感情的な書き込みだとしたら、どういう感情なのか、なんか不思議に思って考えてしまう。

引き金と罵詈雑言の対象はどうやらモデレートであるようで、不当なモデであることを主張し、モデレータに対する罵倒を始めるというのがパターンである。

真意や目的と書いたけど、そういうものがあれば、なにか説明や釈明があるものだろうし、そういった論理に訴えて不当なモデレーションの撤回を要求するといった様子ではないし、モデレーションに文句を言うことによるゴネ得といったものがあると思っていてそれを狙っているとも思えないので、感情的反応なんだと思う。

まあマイナスモデはショッキングだ。理屈じゃ分かっていてもそれを目にしたときは動揺する。モデレーションはどこかの一個人の評価であって、全人格の否定とか間違っているとかそういうものではないと分かっていても、最初のショックは避けられない。そして最初の反応がモデレーションに対する怒りであるというのも、多くの人が経験することだと思う。次にその怒りをいかに短時間で静められるかに個人差がある。氏もいつまでも粘着して罵詈雑言を並べるのではなく、しばらくするとしれっと次のコメントをしているから、どこかで折り合いはつけているのだろう。

そういう沈静化のプロセスは他の人にとってはどうでもいいから、マイナスモデで見えなくするのは適切な処置だと思う。モデレータにとってもめんどくさい話ではあるが、判断に迷わないので余ったポイントを消化させるにはちょうどいいとも思う。

IDを取得すると、モデレーションの通知をオフにして、スコア表示も消すことができるから、主観的にはモデレーションの無い/.というのを実現することは簡単なんだけど、それはできないんだろう。その気持ちは分かる。

勝手な自己投影混じりの推測だけどね。

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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