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live-gonの日記: よいお題

日記 by live-gon

【黄金の金曜日】(1周年記念)「お題」」ってことである。ま,簡単に要約しちゃうと,お題による文章書き全般と,黄金の金曜日についての意見を聞かせてくれというもの。そして何より,黄金の金曜日がこれで最後だということ。これは寂しい。というわけで何が寂しいのか書いていこう。

これは確かに文化だで書いたように,お題があって,それについてつらつら書くのは自分にとって楽しいことである。自分でお題を作ればいいんだけど,そういうのは定期的に浮かんでくるわけではないので,誰かにやってもらうのは意外と気持ちいい。ってのが自分の意見である(引用はqタグで囲んでいるんだけど,スラド日記ではqタグは有効ではないので削除されて表示されていると思う)。これはもう楽しいんだから楽しいとしかいいようがない。お題から,今までの経験や知識から文章を構築してひねり出すというのは,自主的な独り言とは全然違う頭の使い方なので,とても楽しい。

では,よいお題とは何か?

ここでは,この黄金の金曜日のような,不特定多数に同じお題を出すという場合においてのよいお題を考える。まずは,お題に対する読み手としての視点から。

  • 人によって書く内容に幅がないこと
  • 他の人の反応が楽しめること

人によって書く内容に幅がないこと

あまりにてんでバラバラの内容だとお題の意味がない。「三葉虫・火星・K-1から一つお題を選んでください」じゃあよく分からない。三つから何を選ぶかが分からないのもそうだが,三葉虫というお題一つとっても,そこから何を書いたらいいのか分からんのも辛い。バラエティ豊かになるのは結構なことだが,誘導がまったくないのも辛いもんである。「著作権について思うところを書いてください」などのお題も,受け手によって解釈があり過ぎるように思う。リンク先をクリックしたとき,お題から期待した内容ではなかったらがっかりするに決まっている。

ほかの人の反応が楽しめること

「今日,印象に残ったこと」とか「梅雨にまつわる思い出」なんていうのは,書きやすい内容だし,それ単独ではよいお題だと思うのだが,100人の人がそれをお題に書いたとして,自分が読みたいと思うかというと,答えは否である。最初の3つくらいは読むかもしれないが,それ以上は無理だ。これは回りくどい言い方だけど,アンケート結果のようなもので,みんなの反応が楽しみかどうかってことである。誰か特定の人の内容に興味があるなら,それはお題がいいのではなくて,書き手がいいのである。お題によっては(たとえば「初恋の思い出」など)もう少し興味が持続するかもしれないが,10や20を越えて楽しめるかという自信は自分にはない。

ここまで書いておいて気がついたが,そもそもお題をもとに書かれた文章を読むという行為において,文章の数というのは結構重要だと思う。100個もあったとして人は読むだろうか? 少なくとも私は読まない。せいぜい30という気がするし,実のところ30でも現代の情報が溢れた世界では多すぎるように思う。一定量を越えた文章から自分が読みたいものを探すには,何らかの採点や検索のシステムが必要だ。上の二つは,それをお題によってカバーして欲しいという意図も含まれていることに自分で書いていて気がついた。お題でフィルタリングして欲しいのである。この点についてはまた後で書くとして,次に書き手としての視点からよいお題を考えてみようと思う。ただし,自分の視点である。先に述べたように,自分が楽しいと思う視点においてだ。これはつまり,黄金の金曜日のよかった点という意味でもある。

  • 継続されていること
  • 自分にとって興味があること

継続されていること

なんといっても黄金の金曜日は毎週金曜に更新されるのがよかった。ついでに言うと,毎週というペースも自分にはぴったりであった。

自分にとって興味があること

黄金の金曜日はビジネス視点だったので,そこにブレがなかったのはよかった。個人的に書きようがなくてビジネスから離れてしまったものの方が多いので,参加者としては申し訳ない気持ちで一杯である。しかし,ビジネスから離れてもとりあえずルール違反じゃない程度には幅があった上で毎回書けるのがよかった。

上を踏まえて,抽象度を高めて,汎用的によいお題というものを考えたとき,こんな結論が出た。よいお題とは汎用性の低いもの。えらい矛盾だが,そういうことだ。

よいお題の条件として書きやすいという条件もあるかと思う。しかし,誰にでも書きやすいお題はよいお題ではない。みんなが書くことで氾濫してしまい,全体として毒にも薬にもならなくなるからである。検索や評価が出来るようになればそれでもよいだろうけど,お題を中心としたコミュニティって視点ではマイナスにしかならない。具体的で,特定の人にとってのみ書きやすいお題でなければならないのである。だから(何度も言うけど私はそこから外れていたけど)黄金の金曜日のようなビジネス視点って絞り込みはよかった。私のように,なんでもいいから毎週何かお題が欲しいなという人間には都合がよくないが,これは特殊なパターンだと思うので,ここでは無視する。一般的に不特定多数が見て,不特定多数が書くなら,お題は絞れていた方がいい。書きたければ書くし,書きたくなければ書かない。読みたければ読むし,読みたくなければ読まない。そういうことを人に働きかけられるのがよいお題だ。

だから「PVが高くもないが低くもない」「マンネリ気味」というのは,ほとんど必然的な結末なんじゃないかと思う。悪いことではなくて,それがよいお題だった証である。それでは都合が悪いこともあったのだと思うが,再開をぜひとも期待するものである。それと,お題を考えるのは大変だったと思うので,ご苦労様とねぎらいの言葉も加えたい。書いた人が次のお題のアイディアを出し合うという形式もよかったんじゃないかと思う次第である。

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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