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609151 journal

longest-one-way-tripの日記: 日高本線

日記 by longest-one-way-trip
台風で雨宿りした秋葉原の千代田区図書館で、『種村直樹の汽車旅相談室』という本を手に取った。主にJRのきっぷのルールについて、読者から相談に応じる形で解説してあるのだが、国鉄完乗を売りにするライターだけあって、「代替バスでも乗りつぶしになるか」という質問があった。
概略すると、「JR線の乗りつぶしに出かけた先で工事区間にぶつかり、代替バスに乗ったのだが、この場合も乗りつぶしに入れてよいのだろうか」というのである。
これについては、私も似たような疑問を抱えている。昨秋、北海道の日高本線に乗車したのだが、その夏の台風で途中の静内駅から様似駅までが不通となっており、やはり代替バスを利用した。もっとも、私は完乗を目指すものではないけれど、胸を張って、そして堂々と「日高本線に乗りました」と言えるかどうかは心もとなく思うのである。
というわけで、種村氏の指南には大変興味があり、どんな解答が提示されるのかわくわくした。問いは203ページの最下部に書かれているから、解答は次の204ページに登場することになる。意図的にやったわけではないだろうけれど、これは憎らしい演出だ。どきどきしてページをめくったら曰く:

 ルールは自分で決めてください

やられた、という気分である。ごもっとも。確かにそれはそうなのである。種村氏は、「乗りつぶしは遊びで、とくにルールなどないのですから」(p. 205)と言う。反論の材料になるような前例も紹介され、判断が任せられたようにも見えるのだが、とはいえ、「列車に乗っていないのは事実で(中略)、あらためて乗ってみたくなるに違いありません」と稿は閉じられている。それが筆者の控えめな主張なのだろう。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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