maiaの日記: イラクとトルコ
日記 by
maia
トーマス・ハミル氏が解放された。ファルージャの状況が変わり、見かけ上は米軍が引いた格好になった事と、見事に連動している。
#自ら脱出してきたようだとニュースで流れているが、ファルージャの状況との連動性を認めたくないアメリカの思惑があるのだろう。んな事いったって、解放のイニシアティブが犯人側にあったのは明白なのに。
ファルージャには旧フセイン政権の共和国防衛隊の司令官だったサレハ氏率いるFPA(ファルージャ防衛軍、600人)が、米海兵隊の指揮下で入った形(変則的だが、新イラク軍と現在は直接の関係はなく、将来は統合するという話)。サレハ氏はファルージャ出身でドレイミ族。ファルージャから避難していた市民が続々と市中に戻ってきている。外国から入っていた武装勢力が言う事を聞くかどうかは未知数だが、市民の動向からみて、沈静化の方向のように思う。
でもまあ要するに、暴力団を排除するのに、別の暴力団を雇ったような形だ。
フセイン政権の顛末も似たようなものだ。元は、アメリカの利益になるから支援していた存在(アフガニスタンの場合も似たようなもの)。これを排除すると、別の暴力団を据えねばならない。もちろん、暴力団じゃなくて、近代的な公権力を据えたいのだが、そもそも欧米流近代市民社会なんて基盤がない。中東にそんなモデルは... いや、トルコがあったか。
トルコって、何なのだろう(イスラム国だが政教分離で近代化に成功しており、ヨーロッパの東のエンドという意識すらある‥元は東ローマ帝国か)。
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