maiaの日記: ビジネスジェット機で小笠原は無理かな
小笠原向けのテクノスーパーライナーが11月13日に進水した。14,500トン、70km/hだ。従来船も時速45km/h以上は出ていたはずだが... 就航予定は来年春だ。
もう分かっている事だけど、同じく70km/h出るジェットフォイルは航続距離が足らない(神津島や釜山航路にはいけるんだが…ちなみに東海汽船がジェットフォイルを導入できたのは中古船だったからじゃなかろうか)。それに、就航率でテクノスーパーライナーにかなわない。分かっているんだけど、25時間>16時間でもまだ不満は残る。分かってはいるんだけど(大体、問題の焦点は燃費など経済性だし、貨物輸送だ)、もっと短くならないだろうか。ジェットフォイルの限界は80km/hくらいだが、ホーバークラフトの限界は120km/hくらいのようだ。これで航続距離が満たされて就航したと仮定すると、約10時間か。
#ボーイングのペリカン構想は興味深い。ただ、ターボプロップなので、スピードは数百km/hは出るだろう。それに軍用機ならともかく...
よく飛行艇と言われるが、物理的には可能ながら、小笠原には飛行艇が定期航空路として就航できる程の海面もないという(山を削る必要があるそうだ)。もう一つは、須崎の旧飛行場跡。今調べてみたら、埋め立て無しで約800mとれるようだ(確か、600mしかとれないとか、戦前は700mだったとか言われていた)。もちろん、この滑走路長で1000kmの距離に就航できる旅客機は存在しない(ダイバートも含んでの話…ダイバートを考えると2500kmの航続距離が必要のはず)。まあ、緊急対応と思えば、ティルトローターの民間版は使えるかもしれないという程度(6~8人乗りだが、航続距離が少々寂しい)。ただ、ビジネスジェット機には離陸距離750m、航続距離3000kmというのがある(離陸距離は必要滑走路長の2/3くらいのはず)。これなら、他を犠牲にしてもっとSTOL性強化の改造をすれば、なんとかなりそうな気もする。ただし小型機なので、せいぜい8人乗りくらいだ。緊急対応には足りるから、東京都で所有していればいいのだが(伊豆諸島と小笠原用に)。具体的には、ビジネスジェット機ベースで、離陸距離が400m以下(重量制限をしていいから)、航続距離2500km以上ならば使える。
普通の民間航空輸送としては、19~30人乗りくらいは必要だろうが、それが可能になるような展望は見えない。佐渡島でも分かるが、定期空路は一応あるけど、小さい機体だし、今はジェットフォイルが運送の主力だ。200人くらいの定員だが、結構観光客がいっぱい乗船している。
神津島の800m滑走路にはドルニエ228が飛んでいるが、就航率は60%くらいらしい(ソース)。ちなみにドルニエ228:最大巡航速度434km/h、最大航続距離1,167km、離陸距離686m、着陸距離402m。ついでにアイランダーBN-2B:最大巡航速度331km/h、最大航続距離1,153km、離陸距離332m、着陸距離292m。ドルニエの離陸距離が長いから、おそらく重量制限をしているのだろう(推測)。
ビジネスジェット機で小笠原は無理かな More ログイン