maiaの日記: 電話番号体系はネットワークの技術仕様に依存 2
携帯・固定乗り入れ計画(FMC)だが、050、070、080、090でもできるのであれば、あえて乗り入れ専用番号060が必要な理由はあるだろうか。
固定サイドはIP電話やVoIP/Skypeであっても構わないのだ。固定の公衆回線契約との関係は不詳だが、ここで「FMC」というのは、ある一つの電話番号が、要するに個人の現在位置によって切り替わる仕組みだ。それは、ページング(ページャー)とほぼ同じ機能だ。つまり番号は個人(仕事人でもプライバシー人でも同じ)に属する。どこにいるかは問わない。だから、060は事実上、個人番号になる。どう考えても、070、080、090と変わらない。
050はIP電話のはずだが、せいぜい無線LANないしコードレス電話による屋内移動性が限度だろう。それは端末がIPアドレスを持つことに関わる(IPv6かもしれない)。ただ、050は通話品質の確保が条件だった。
固定電話の将来性を問う方が先決かもしれない。固定電話の方が携帯に進出したらどうだろう。よく考えてみると、固定電話は交換機によるネットワークが基本である。IP化したら、そういう制約はなくなり、固定電話番号がそのまま移動体電話になって、いけない理由がない。
逆に言うと、070、080、090は規格化されたPDC、W-CDMA、CDMA、PHSといったセルラー系の技術専用の番号である。つまり番号体系は、ネットワークの技術仕様に依存していたのだ。しかし今は技術によるネットワークの壁が薄い。相互乗り入れ、リキッド化が趨勢だ。
そういえば、市外番号や局番といった仕組みも技術仕様に依存している。そんなものは、Skypeがあっさり過去の遺物にしてしまったかもしれないのだ。極論すれば、番号体系すら、過去の遺物なのである(普通は、それを「レガシー」と言う)。
問題は060をどう考えるか。個人的には、移動体通信の番号に割り振ったらいいと思う。データ通信等で、一人複数使用がいくらでも考えられる。
FMCの060ってUPTの拡張ですよ (スコア:0)
キャリアから見ると要は政治層とサービス認識の問題です。技術的にはどうとでもなる問題なんですが
携帯PHSのようなカバレッジは広いけどお高いサービスがからむと「IP電話かと思ってたら実は携帯だった」
とか、料金関係でもめるのは容易に想像できますんで、とりあえずすでに割り振ってあった
UPTの概念を拡張して個人単位に番号を割り当てるサービスと定義しなおしたわけです。
ただ、これだと番号変更が云々という話が出てきますんで、既存の050/070-090に関しては
それよりも通話単価が安いサービスとのカップリングを条件に認められてるのですよ。
要は発呼側のユーザにそこのところを認識してもらうためにわざわざ別にしているのです。
発呼するユーザ側に料金リスクを与えないための苦肉の策です。
ですのでキャリア側としては「060は個人に振ってある番号(なので安いかもしれんし高いかもしれん)」
という売り出し方をせざるを得ない。なのでターゲットは主に企業の内線をシームレスに
使いたい(なので通話料はあまり気にしない)とか、固定メインのたまに携帯って人向けです。
SBMのホワイトプランなんかが法人でターゲットにしてるのはこの分野。
(まとめて導入すれば内線扱い携帯は無料になっちゃいますよね)
現在の日本の携帯・PHSの料金体系が発呼したほうに請求がすべていくという
体系になっており、消費者もそのように認識してますんで、着呼する側も利用料を
折半して負担する体系に改めることがもし可能ならば御説のとおりでも問題なしです。
#Skypeは最低限ユーザ側のCPEでQoSかけてくれるようにしてくれないときついなぁとは思います
#VoIP相互接続時にエコーキャンセラ周りで散々苦労したキャリアの中の人なのでAC
Re:FMCの060ってUPTの拡張ですよ (スコア:1)
#内線でも、本人が社内を移動中に、その時に近くの電話機が自動的に自分向けの電話(着電)になるくらいでないと。#携帯持ってれば、そっちに回した方が早いか。
ちなみに、つながる先が携帯か安い固定回線などかは、発呼側に最初に伝えて、了解を取ってからつなぐという話があるみたいです。eコールもそうかな。