maiaの日記: 冬は空気抵抗が大きい 6
日記 by
maia
なぜ冬になると自転車のスピードはなかなか上がらなくなってしまうのか?
気温0度と30度を比較すると、0度の方が約11%空気密度が高い。これは大きな差である。
標高も高い方が空気密度は低いが、高度上昇に伴う気温低下でやや相殺される。それでも高原の方がまだ有利。1000mでは標高だけで気圧は約10%下がるが、気温6度低下だと空気密度は約2%上がる。
追記:という事は、平均気圧は冬高く、夏低い。大手町のデータを見ると、その傾向はあるみたいだね。
再追記:高山では低地とは逆の現象が生じる。冬に低気圧で夏に高気圧になる。気温が低いと、大気が圧縮され、同一標高では下にある空気の方が多く、上の方は薄くなる。つまり気圧が下がる。
富士山頂の冬の気圧 ― 小説「芙蓉の人」―
それなら気圧の夏冬逆転の境界があるはずだ。調べてみると、1000mだと夏冬の差がない感じ。1300mでははっきり冬が低く、700mだとまあ夏が低いようだ。
粘性抵抗係数 (スコア:1)
自転車に乗っていると、体感的には冬の方が夏より進みにくい気がするのは確かだが、本当に気温(気体密度)のせいかな?
気体の粘性抵抗係数は温度が上がると増加するはずだが、その辺の相殺はどうなっているのだろうか?
#計算してみればいいって?面倒だなぁ。
温度の影響もだけれど (スコア:0)
スネ毛処理で空気抵抗7%オフにもびっくりですよ。
http://gigazine.net/amp/20140911-cyclist-shaven-legs [gigazine.net]
Re:温度の影響もだけれど (スコア:2)
エアロレーシングスーツだと8%。ヘルメットで3%、ポジション(DHバー?)で5%。
空気抵抗は意外と効くんですよね。
Re:温度の影響もだけれど (スコア:1)
気温が下がると (スコア:0)
タイヤの空気圧が下がって抵抗が大きくなるってのは無いかなぁ。
#まめに空気入れろという話か。
Re:気温が下がると (スコア:2)
タイヤの温度が低いと硬くなって転がり抵抗が増す。転がり抵抗は要素としても大きい。
合成だと気温の影響が少ないものもあるみたいだ。
あと寒いと厚着が空気抵抗増加要因になる。少し動きにくいのもあるかも。