maiaの日記: 【学術会議】牛耳られた圧力団体 3
日記 by
maia
北大は2016年度、防衛省の安全保障技術研究推進制度に応募し、微細な泡で船底を覆い船の航行の抵抗を減らすM教授(流体力学)の研究が採択された。(中略)このような優れた研究を学術会議が「軍事研究」と決めつけ、2017年3月24日付の「軍事的安全保障研究に関する声明」で批判した。学術会議幹部は北大総長室に押しかけ、ついに2018年に研究を辞退させた。
そもそも会員は科学者の直接選挙(~1984年)、学協会の推薦(1985〜2004年)、学術会議会員による推薦(2005年〜)と変遷。2004年あたりから学術会議が変質したという話がある。
もちろんだが、軍事研究忌避への異論は学術界にも存在する。
実に分かりやすい (スコア:1)
>2004年あたりから学術会議が変質したという話がある。
ちょっと日本学術会議のサイトを覗いてみたら、実に分かりやすい変化点が。
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/division-2.html [scj.go.jp]
アジアの信頼、アジアとの連携、の連呼。
挙句の果てに、大型科学技術研究・国家安全保障の研究に「民間企業であってもこれらの機材設計、製作等の過程にも」アジア研究者を受け入れるべきである!と。
まるでどこかの国からぶっ込まれたような。
冗談のように実に分かりやすい。やりすぎでしょ。
意図してかしてないのかインドを無視した形になってるし。(笑)
日本学術会議 声明 日本の科学技術政策の要諦 [scj.go.jp]
5.3. 「アジアの信頼」構築への戦略
(中略)
アジアで信頼されない日本は、アメリカからも、拡大していくEUからも、また、広い国際社会からも、従来から構築した、そして築き上げてきた信頼を維持できるとは考えられない。
「アジアの信頼」が「国家ビジョン」として存在する所以である。
6.4. 大型科学研究計画; 戦略的思考と「目標ミッション」
(中略)
また、これらの機材設計、製作等の過程にも、研究機関、大学ばかりでなく、民間企業にあってもアジアのエンジニア等の参加を積極的に求めるべきであろう。
Ⅷ. 日本が目指すべき「国家ビジョン」と「目標ミッション」と科学技術政策
(中略)
(4) 国の安全保障の確保: 安全と安心
(中略)
その方策のひとつとして、たとえば、既に述べたように大型科学技術研究(宇宙ロケットや衛星、スーパーコンピュータ、高エネルギー研究等々)は国際社会に開かれ、
むしろ積極的にアジア研究者との連携、人材育成の場とし、手段、方策とするという考え方と視点を欠いてはならない。
Re: (スコア:0)
こういう人たちが2000年代初めに目立ってきたから「特亜」という言葉が出来上がって来たんだなと、しみじみ。
横の繋がりは少し調べれば大っぴらにしてるんだなあ。
Re: (スコア:0)
この時代、特定アジアをアジア呼びしているのが、ここまで露骨だったんですね。