maiaの日記: ダイムラーが取り組む液体水素燃料電池トラック 40
日記 by
maia
ダイムラー・トラックが液体水素による次世代の燃料電池大型トラック(トレーラー)の補給システムの開発について発表を行った(Response)。2023年にステーションから車両への補給実験を行うという。GenH2トラックというコンセプトモデルは2020年9月に発表されている。液体水素は気体の1/800に圧縮されるが、トヨタは700気圧の圧縮水素システムなので、そう変わらない。それにしても液体水素の温度はマイナス253度。プラントレベルや大型ロケットではなく、自動車に組み込まれるシステムというのが、凄いなと思う。
技名を叫びながら (スコア:0)
交通事故で突っ込むときはアヴィオンデルセロアブソルートと叫びながらぶち撒いてほしい。
Re: (スコア:0)
Liq.N2とかならまだしも、水素だからなぁ。
あっという間に火だるまになるのがオチじゃ?
Re: (スコア:0)
「ポンッ」と軽い音で爆発して、後は四散してさっさと収まると思う。
水素は燃焼させ続けるのが面倒。
ガソリンみたいに自然の蒸発で適正な空燃比が得られたりし辛いし比重が軽いので簡単に発散しちゃうし。
Re: (スコア:0)
軽いので漏れてもあっという間に拡散するから、空間に貯めておいて燃焼させるのは難しい。
それこそ飛行船のバルーンのような、大きな密閉空間でもないと無理。
低温維持はどうやってるんだ? (スコア:0)
積極的な維持はしない、重厚な断熱と、それでも透過してくる熱は自身の気化熱で冷却、とかだろうか。
Re:低温維持はどうやってるんだ? (スコア:1)
タンカーの例ですが
-253度の液体水素を6000kmも運搬、水素社会を支える専用船が実現
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1402/25/news077.html [itmedia.co.jp]
> 輸送中の液体水素蒸発を抑えるために、真空断熱システムを用いた他、二重殻貨物槽構造を採った。次に貨物槽を支持する材料として熱伝導率が低く、強度が高いガラス繊維強化プラスチック(GFRP)を採用した。
> 「boil offレートは1日当たり、蓄積量の0.4%以下だ」(川崎重工業)
Re: (スコア:0)
タンカーの量でも1日で0.4%だと厳しいですね。
体積が1/1000になっても表面積は1/100なので、断熱性能が10倍悪化してboil offレートも10倍悪化しそう。
Re:低温維持はどうやってるんだ? (スコア:1)
Daimlerの発表"Daimler Trucks presents technology strategy for electrification
– world premiere of Mercedes-Benz fuel-cell concept truck "
( https://media.daimler.com/marsMediaSite/instance/ko.xhtml?oid=47453560... [daimler.com] )
を眺めると、アシスト用にバッテリーも積んでいて
真空断熱+加熱・冷却機構を使って適切にコントロールする、という感じみたい(間違ってたらごめんなさい)
Re: (スコア:0)
乗用車と違って大型トラック(トレーラー)は稼働率が高い筈。
四六時中稼働しているなら蒸発分もじゃんじゃん燃料電池にくべればよいので、意外とロスは少ないのだろう。
Re: (スコア:0)
容器サイズが大きくなるほど容積あたりの表面積は小さくなるので断熱が楽になるのも大きい
Re: (スコア:0)
その通りです。
体積が大きければ大きいほど表面積が小さくなり、断熱に有利になります。
貯蔵施設やタンカー、輸送車の量なら、これまでも液体水素の輸送は実現してます。
でも、大型とはいえ体積で1/100以下となるトラックで実用になるかは未知数。
タンクの強度と断熱性に背反があるので、結構難しそう。
乗用車に積む量だと絶対無理なので、液体水素のタンクを使うことはないでしょう。
液体水素で走る乗用車の研究は割と古いよ (スコア:0)
ほれこの通り。
東京都市大学(旧:武蔵工業大学) 水素自動車研究開発の歩み [goto-ikuei.ac.jp]
30年も前にフェアレディーZベースの車両が走ってたんだぜ。カコ(・∀・)イイ!!
うんまあ確かに (スコア:0)
今回の見どころはトヨタMIRAIのような「超圧力による圧縮」ではなく
「低温による液体化」で水素を大量に詰め込もうぜってとこなので、
水素を使った内燃機関か燃料電池かの動力を取り出す部分は関係ないよね。
30年も前からどう超低温液体化保存の技術は進化しているかがわかる資料はないかのう(他力本願
Re: (スコア:0)
これは水素をそのまま燃やしてる内燃機関なわけで……
最近では熱効率50%を超えてきています。 [aist.go.jp]
一方燃料電池のエネルギー変換効率は……
実は30~40%なんですね。
# そもそも水素エンジン車が普及すれば燃料電池って必要なんだろうか??
Re:液体水素で走る乗用車の研究は割と古いよ (スコア:1)
大気中の窒素が燃焼に巻き込まれて出来る窒素酸化物が燃料電池では生成されない
構造も燃料電池の方がピストンや可動部品が原理的には不要で簡便
その辺がエネルギー効率を上回るメリットなのかもしれない
Re:液体水素で走る乗用車の研究は割と古いよ (スコア:1)
水素燃料の内燃機関はNOxが後処理が不要なレベルで発生しないのが売りの一つです
多分に炭化水素燃料に比べて燃焼速度が速いからだと思います
Re: (スコア:0)
蓄電用のバッテリーが必要になってしまうが、回生ブレーキが使えるというのも大きい。
Re: (スコア:0)
じゃあガソリンみたいに水素エンジンもハイブリッドで行きましょう
Re: (スコア:0)
水素EPowerで100%電気自動車になるんですね
Re: (スコア:0)
燃料電池車だと回生ブレーキ使えないの?電車は使えてるけど。
Re: (スコア:0)
燃料電池は不可逆反応な一次電池なので、それだけだと回生した電力の行き先がない。
Re:液体水素で走る乗用車の研究は割と古いよ (スコア:1)
回生した電力で水を電気分解して……
Re: (スコア:0)
現実のトヨタ式燃料電池では可動部品たるポンプ類(それも相当スペシャルな奴)が必須。
https://www.toyota-shokki.co.jp/news/release/2020/12/10/002769/index.html [toyota-shokki.co.jp]
Re: (スコア:0)
そういう発電機向けのサイズなら、燃料電池の場合はSOFCじゃないの?
SOFCは効率65%達成しているようだけど。
Re: (スコア:0)
実際に見たことあるけどさぁ……
設計間違えたのか、リアハッチの一部を切り取っていたとか「助手席に火気厳禁マーク」あったんだよね。
※中国で作っていたら、炎上不可避w
武工の「都心から一番近い原子炉」の冷却水モレが問題になったのがその数年後。
※チェレンコフ光見たのはこれが最初(ウラン235由来なら最初で最後)
長距離トラックに液水使うのはアリだと思いますが、渋滞にハマって燃料不足になったらどうするんだろう?
液水のタンク運んでくれるかな?
Re: (スコア:0)
水素は分子が小さいのでどこからでも漏れますからね。
タンクを車内に置いたらそりゃエライことになりますわ。
(ミライはどうしてるんだろう?)
Re: (スコア:0)
ミライは水素カラになったら、レッカー不可避だそうです。
一方、ここでやってる [toyota-lf.com]燃料電池フォークリフトはそもそも構内で使うので超高圧使わなくてもいいし、元が電動フォークリフトだから「動いてる他のフォークリフトで電池運んで繋げばいい」との事。
Re: (スコア:0)
FCEVってプラグインじゃないの?
Re: (スコア:0)
そういえばマツダが水素でロータリーエンジンで動かそうとしてたっけ
音沙汰無くなったのでもうやってないだろうなと思って調べたら
試みる動きが再燃してた
水素燃焼できれば値段の高い燃料電池は要らなくて済むし
従来技術の延長上の技術が使えるメリットは大きいんだろうな
Re: (スコア:0)
ロータリーエンジンはもともとは水素前提だっと小耳にはさんだ覚えが。
水素燃料のめどが立たないのでガソリンで代用したけど水素のめどが立つんなら初心に帰ってもいいよね? みたいな?
Re:液体水素で走る乗用車の研究は割と古いよ (スコア:2)
でもロータリーエンジンと水素って物凄く相性が悪そうなんだけどなあ。
水素といえば漏れ対策なんだけど、ロータリーエンジンはおむすび型ローターの上面、下面、頂点の全てに対策が必要で大変。
普通のピストンなら漏れる場所がピストンの周囲だけなので対策箇所がピストンリングだけのはずなんだけどね。
もっとも、ガソリン使ったとしてもロータリーエンジンの漏れ対策が大変なことには変わりがないので(実際、バネやらシールやらたくさん部品を使っていたはず)、「どーせ大変なら水素狙うか!」ってなったのかもしれないが。
Re: (スコア:0)
シールの部分は潤滑油で濡れているだろうから圧が抜ける前に点火してしまうと思うが。
そもそもシューシュー抜けるような代物だったらガソリンだって回らないんじゃないか?
Re: (スコア:0)
燃焼生成水が液封式スライドベーンコンプレッサー(ロータリーコンプレッサ)みたいにシーリングの一助になるんじゃ?
http://www.kuroda-inter.co.jp/rotary/ [kuroda-inter.co.jp]
# 燃焼生成水は蒸発してしまって、存在しないかもと云う説もある。
Re: (スコア:0)
話は逆で、ロータリー+ガソリンのネガを隠すための水素燃料なんですよ。
ロータリー+ガソリンでは、燃焼室の形状の悪さからどうしても不完全燃焼を防げないから排ガス規制をクリアできない。
表面積が大きく熱効率も悪い上、燃焼室内で燃料の濃淡付ける最新の技術も使えない。
一方の水素燃料だと、燃焼速度がガソリンより圧倒的に早く、不完全燃焼が起きない。
排ガスの問題もないから、筋の悪いロータリーでも使うことができる。
本命はアンモニア燃料電池だと思う (スコア:0)
ワシはそう思ったのじゃよ。
Re: (スコア:0)
アンモニアは、ヒドラジンや硝酸や四酸化二窒素(何れもロケット用液体燃料例)並にやばいのでは?
Re:本命はアンモニア燃料電池だと思う (スコア:1)
エタノール改質のほうが見込みありそう
Re: (スコア:0)
改質の余りのCO2出すからなぁ
Re:液体水素? (スコア:1)
あ~すいそのおと~
# 5年も前か…