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日記

maiaの日記: 熱中症とは何か

日記 by maia

人間は水冷であり(血冷方式w)、気化熱も利用するため、冷却液(水分)が常に消費される。
特段の暑さに対しては、身体の熱放出のために血流量を増加させようと、血管(皮膚というラヂエーターから熱を放出するために皮膚の毛細血管)が拡張し、心臓も出力を増やそうとする。また運動量増加は筋肉の毛細血管への血流を増加させ(パンプだ)、暑さによる発汗増加で水分量が減少してくる。以上の合わせ技で、相対的に血管中の血流量が不足し、心臓は言わば空うちに近づき、相対的に低血圧、脈圧の狭小化、頻脈が生じる。循環不全であり、これが熱中症の前駆症状である。熱放出に血液が集中して内蔵や脳への血流が低下して、立ちくらみや目まい、吐き気等を呈すれば、熱中症レベル1(第1度)とされる。この段階では体温は正常かやや低い。

食事量が足りている事は前提として、運動中の水分摂取は少しづつこまめに、適正量を、となる。水分摂取が適正だとしても、気温・湿度が熱中症リスク・レッドゾーンになるような条件下で、歩行程度の運動であっても、運動の長時間継続は難しい。

対策はない事もない。一つは日陰なりクーラーの効いたところで休憩すれば良いが、野外など、それがあるかどうかが問題。もう一つは空調服。
熱痙攣防止には確かに塩分補給が必要だが、それは一つ次の段階のような気がする。だからアイスコーヒーであろうと、補給水分量が確保されることが大事。食事で塩分が足りている場合、スポーツドリンクの塩分は過剰摂取になる可能性がある。もちろん負荷が高い場合でのスポーツドリンクは有効と思う。

注記:記述の正確性は保証しません。

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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