maiaの日記： 中国産の肉に筋肉増強剤のリスク

中国産の肉食べないで 独反ドーピング機構、北京五輪選手に勧告

豚や牛を太らせるために使用される筋肉増強剤クレンブテロール（clenbuterol）を選手が摂取する危険性があることを懸念

懸念か。これ、出た時の選手の損害が大変。

「最近の事例は報告されていない。」

[ogino (1668)]

とのことだが、なにか根拠があるのかね。

Wikipedia のクレンブテロールの記事 [wikipedia.org]はひどいな。スピロペント錠 [rad-ar.or.jp]とかあるだろう。

「しかし、中国ではいまだに豚の餌に違法にクレンブテロール塩酸塩を配合している例があり、中国国内ではたびたび中毒事件が発生している」はひどいな。書評中の引用が出典って、伝聞か。せめて元の書籍にあたれよ。「中国ではいまだに」ではなく「2006年？になっても」とか書けよ。

元の本 中国の危ない食品―中国食品安全現状調査 [amazon.co.jp]単行本（ソフトカバー）2007/9/29
出典とされている 書評 [archive.org]

残念ながら、本書には現場の生々しいレポートのみで構成されてているわけではない。中国国内メディアが報道した情報がかなり入っている。それでも、著者は、現場取材で得たとしか思えない情報を次々に繰り出してくる。

「現場取材で得たとしか思えない」ってどう取材したか不明なのか。