maiaの日記: 人間は状況次第で嗜虐的になる 3
日記 by
maia
障害者施設で13人虐待 男性職員6人、全裸放置など 北海道・西興部村
「バタついて冷静な行為ができなかった」保育園園児虐待事件で逮捕された元保育士の39歳の女が説明 静岡・裾野市
この記事の39歳保育士の話の信憑性は問わない。以下一般論。
圧倒的な立場や能力差(例え錯覚であったとしても)のある状況で無力で面倒な相手と接していると、えてして人としての一線を越えてしまう。仕事の要求条件が厳しくなったり、時間や人手が不足したり、ストレスが影響する場合もあろう。ついには嗜虐的になり、感覚が麻痺すればエスカレートする。それが人間の性質。もちろん全員じゃない。
看守と囚人 (スコア:0)
関係が看守と囚人みたいなものになっていたのだろうか?
疑義があるもののスタンフォード監獄実験を思い出しました。
もちろん全員じゃないし、 (スコア:0)
そうなってしまう人も常にではないし、逆にそういった傾向を自他一般にあるものと自覚して常に抑制できる人も少なくない(と私は感じてきた)
自覚にいたる教育─学校教育ということではなく─の差だと思うがその差は社会的階級のような制御しにくいまでの大きさは持たない
ようするに「圧倒的な立場や能力差(例え錯覚であったとしても)のある状況で無力で面倒な相手と接していると、えてして人としての一線を越えてしまう」様態が一般化される範囲は、それなりに特異な精神状態にある人々と見て治療や啓蒙の対象とするべきではないか
メンヘラだ底辺だなどとくだらぬ煽りに傾くみたいな話ではなくて、人間の性質と薄膜のように一般化して言ってしまうのは少々危険な逃げではないかということ
もちろん全員じゃないという言葉とともに、法則めいたとらえ方をするべきではないと
Re:もちろん全員じゃないし、 (スコア:2)
その「範囲」は、閉鎖的で外部から隠蔽され、組織的かつ強制的な状況で管理側は立場や物理的優位で邪魔される心配がない、という事です。この条件が必須です。あと、多少の正義観念が伴えば鉄板。
やってる事は病理的だが、状況がそれを誘発し、ごく自然で当然の行いだとの信念すら発生するのです。そこで、それは違うと考え、慎重に密告できる人間は限られる。その時点では共犯でしょうし、状況(戦場)によっては殺されます。