
maiaの日記: ベラルーシと戦術核(小型核) 2
日記 by
maia
英国の劣化ウラン弾云々て言っても、ロシアも持ってるし、以前から自慢してた。ただ、英国の劣化ウラン弾をネタにしてベラルーシに戦術核を配備するという。軍事的というか戦術的合理性はないが、これはエスカレーションをコントロールする仕掛けという見方がある。限定核攻撃を行った場合に報復核攻撃が行われるが、その対象をベラルーシにできる。
もっとも、西側では以前に、ロシアが戦術核を使った場合の報復攻撃をどうするかのシミュレーションで、ベラルーシが選ばれた事があった。ベラルーシという緩衝地帯がいいように扱われる運命ていう...
追記:件の机上演習が行われたのは2016年だった。
ロシアが核攻撃に踏み切ったらアメリカはどこに報復するか? 米政権内で行われていた机上演習の衝撃的な中身
状況が違うと結果も変わりそう (スコア:0)
2022年の文脈において西側がベラルーシに報復するという分析はあくまで当時の文脈だから
その文脈を解釈して付け足す形でベラルーシに配備してしまったら分析は変わりそう
例えばウクライナ東部のロシア軍を壊滅させるように撃ち込むとか
例えばロシア西部の物資集積基地に撃ち込むとか
例えば通常戦力で何かするとか
2016年の机上演習 (スコア:2)
机上演習が行われたのは2016年です。2014年の後の状況でロシアがバルト3国に侵入し、NATOに通常戦力で劣勢になったとき、限定核攻撃を行ったら、報復核攻撃するのか、どうするのかという設問。で、無関係のベラルーシが選ばれた。ロシア領土に打ち込むとエスカレートしそうなので。バルトの戦闘地域のロシア軍に撃つとバルトの住民に被害が出るのも嫌だし。
ロシアが核攻撃に踏み切ったらアメリカはどこに報復するか? 米政権内で行われていた机上演習の衝撃的な中身 [yahoo.co.jp]