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日本

maiaの日記: 中朝論

日記 by maia

【辻田 真佐憲】日本人が意外と知らない「東京」の「名付け親」…独自の「日本列島改造論」をぶち上げた人物の「正体」

後期水戸学はあくまで中国の思想をベースにしているため、国学からすれば中国かぶれ(漢意(からごころ))だったし、国学は日本の神話をそのまま信じているため、後期水戸学からすればトンデモ(怪力乱神を語る)だった。(中略)(平田篤胤)日本は「万国の祖国」であり、天皇は「万国の大君」なのだから、いずれ世界中の国々の指導者は、日本の天皇に臣従するだろうと楽しげに予想している。(中略)(佐藤信淵)則ち全世界悉く郡県と為すべく、万国の君長皆臣僕と為すべし。

平田や佐藤が言っているのは中華思想の日本版で、日本こそが中華だという思想である(中朝論)。

本居の国学は、儒教や仏教に影響されるまえの、日本固有の文化や思想を探ろうとしたらしいが、儒教や仏教(仏法)に影響されて神道が発展したので(近世・近代はキリスト教も影響)、実際には古きを尋ねても、記紀に書かれているレベル(を神話そのものとして、人類学的考察)で満足するしかない。高等宗教じゃないんで。

追記:ちょっと言い過ぎた。物部氏が守ろうとしたものはあったはずだ。

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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