パスワードを忘れた? アカウント作成
152119 journal

masakunの日記: 知らずに買った盗掘壁画をルーブル美術館は返還に応じる

日記 by masakun

ロイターによると、フランスのミッテラン文化相は盗掘されたものと知らずに購入したルーブル美術館所蔵の壁画5点をエジプト政府に返還すると発表したそうだ(関連記事:AFPBB News)。エジプト・ルクソール市の王家の谷にある墓から1980年に盗掘された3000年前の石碑5点がルーブル美術館に偽って売却されたが、2008年にこの墓が発掘されたときに、この展示品に盗難品の疑いがかけられエジプト政府が返還を要求していたそうだ。たしか細野不二彦氏のコミック「ギャラリーフェイク」で盗難文化財の返却を求めることができるユニドロワ条約(UNIDROIT Convention on Stolen or Illegally Exported Cultural Objects)について見た記憶があったので調べてみたが、条約のArticle 3(3)によれば返還期限は所有者がいる場合は3年で、それ以外は50年で時効と定められているそうだ(参考:アーベルグループ開発日記ブログ)。盗品や贋作の多い古代美術品を美術館側が購入するにあたってはきっと何らかの裏づけ調査がなされたと信じたいが、エジプトへの返還を決めたフランス文化省の特別委員会は素晴らしい。しかしどこの国にあっても考古学の研究対象として、蒐集物が一般にも広く公開されることを望みたい。

この議論は、masakun (31656)によって テキ禁止として作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

人生unstable -- あるハッカー

読み込み中...