masakunの日記: 藤原定家の日記に書かれた「赤気」は低緯度オーロラ 7
日記 by
masakun
藤原定家の日記「明月記」に書かれた赤気はオーロラの可能性が高いと、国立極地研究所や国文学研究資料館などのチームが米地球物理学連合の学術誌に発表した(毎日新聞、国立極地研究所発表)。
建仁四年正月十九日と廿一日に京都の北・北東で観られた赤気について定家は「山の向こうに起きた火事のようで、重ね重ね恐ろしい」などと書いているが、『御室相承記』にも十九日から廿一日にかけて赤気が現れ、高野山参詣をとりやめたという記述があり、京都で複数の目撃があったことに注目。京都で赤気が見られた日について中国の歴史書『宋史』 天文五にも『太陽の中にナツメのように大きい黒点』がみられることや、過去2000年の京都の磁気緯度の計算から京都からオーロラが観察しやすい時期だったことが分かったため、定家が書いた赤気は低緯度オーロラであった可能性が高いとされた。さらに研究では、オーロラが発生する巨大な磁気嵐と太陽活動の関連について『宋史』の記録(中国での赤気の記録)と樹木年輪の炭素同位体比から復元した太陽強弱の活動で比較したところ、中国で赤気が見られたのはいずれも太陽活動の極大期であることが分かったという。
なお「日本における低緯度オーロラの記録について」によると、歴史文献から「赤気」の記載があるものをまとめた記録としては、天文月報1933年11月号に収録された神田茂氏の報告「本邦に於ける極光の記録」がある。ただしすべての記述がオーロラと断定できず、黄砂によって日月が赤く見えたという事例もあるようだ。
私のは (スコア:2)
まだ採用されてない。シクシク。
Re:私のは (スコア:1)
採用 [srad.jp]になっていますけど…。
すでに1204年の赤気がオーロラとされたのが今回初めて分かったような扱いになっている毎日ソースですけど、公式発表では
ってちゃんと書いてあるんですね。自分の日記で「日本における低緯度オーロラの記録について」 [srad.jp]と整合性を考えているうちに、表でストーリーになっていたようで。あ、manmonsさんのタレこみは3月22日ですか。いちおう日記を書く前にタレこみがないか確認したつもりでしたが、チェックしきれてなかったみたいです。A(^_^;
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:私のは (スコア:2)
> 過去の研究で、『明月記』と『宋史』、
イングランドに残る謎の絵が低緯度オーロラではないか、という話もあるようです。
Re:私のは (スコア:1)
美麗! スコットランドの夜空に見事な神秘の光(オーロラ写真集) [naver.jp]
謎の絵は存じ上げないのですが、数年前に Norfolk でも撮影に耐えられるオーロラが見られたようですから。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:私のは (スコア:2)
見事なグリーンですね。
件の絵では(及び伝説)では赤く光ったようです。イングランドです。低緯度オーロラの典型で北海道でも偶にでることがあります。
まあ、スコットランドは日本の経度で考えるとサハリンより北なので、ほぼ北極圏ですからね。
明月記 (スコア:1)
定家といえば、かに星雲の元とか、いろんな超新星の出現もきっちり記録に付けてたそうですね。
天文現象としてでなく凶兆だと思い、祈祷して治めたかったということらしいですが。
Re:明月記 (スコア:1)
それは定家に限らず赤気を記した文献作者共通であることが、タレこみに含めた「日本における低緯度オーロラの記録について」に書いてあるのですがね。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ