masakunの日記: 文書の流出元でないことを背理法を駆使して答えた前川前事務次官 7
問題のシーンは衆議院インターネット審議中継で見ることができるが、平井たくや氏の質問に答えるやりとりでの場面。
前川参考人「(前略)在職中に内部告発をするという選択もあったかもしれませんが、わたくしとしてはやはりそれはなかなか難しかったと思います。ただわたくしがやめた後ですね、そのまま黙っているのがいいかどうか、これについてわたくしも自ら振り返って考えたわけですけれども、やはりこれは国民がしっかり事実関係を知るべき問題であると、行政にゆがみがあったとわたくしは認識しているわけですけれども、それについて国民が知らなければゆがみを是正することはできないと、そういった考え方から発言をするようになったということでございます」
平井「事務次官ですよ、もっとちゃんと自分の意見を言う機会はいくらでもあると思います。部下がたくさんいらっしゃるわけだし、総理だって話を聞きますよ。で、『内部告発』なんてことを事務次官が考えること自体わたしは信じられないのですが、それが面従腹背という座右の銘と一致する方向なのかもわかりませんが、今の話を聞いててわたし不安になったので聞かしていただきますが、総理のご意向というようないろんな文書、これは前川さんが流出元ではないかといろんなところで報道されてますが、まさかそんなことはないと思いますので、まずそのことについて Yes か No かでお答えください」
前川参考人「文書の提供者がだれであるかに尽きましては、わたくしはお答えを控えさせていただきます」
平井「ちょっと待ってくださいよ、わたしはあなたのためを思って言っているのですよ。要するに、これね、もし前川さんが自分で出して、あったことはなかったにできないと会見をして、今日の流れがあるんだったら、まさに茶番なんですよ。ですからまさかそんなことはないだろうと思ってお尋ねしているのですから、「ない」とお答えできないのですか」
前川参考人「様々な文書が世の中に出てきているわけでございますけれども、その文書をだれがどういう経路でだれに提供したか、これについては様々憶測はあると思いますけれども、これはわたくしが明確にお答えするべきものではないと思っております」
このやりとりを背理法を使って解くと、前川さんが文書の流出元でないと仮定が「流出元はあなたですか」「あなたではないですよね」と問いかけで証明できなかったゆえに、先の仮定が正しくないことが導き出されるという。もしや否定できないのを露骨に認めてしまうと議場が荒れることを見越しての答弁なのであろうが、数学的手法を駆使するとはさすが文部官僚のトップに登りつめた参考人は教育者の鏡。
ただし前川さんが告発したかった「歪められた行政」については、加計学園の誘致で十年近く文部省と戦ってきた加戸前愛媛県知事に論破されたのが残念でならない(参議院インターネット審議中継での青山繁晴氏の質問)。
えぇ (スコア:2, すばらしい洞察)
こんなのが背理法ですか…?
「後ろめたくなければいえるハズ」
なんてこないだストーリーになってた職務質問みたいだなぁ
誰から流出したか知っているがとぼけているだけかもしれないし…
前川氏が正しいとは思わないが因縁つけてドヤ顔か…
鏡 (スコア:2)
お約束的な何かなのだろうか。
書き起こしが読みたい人はどうぞ (スコア:1)
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2080.html [jpn.org]
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-e17a.html [cocolog-nifty.com]
Re: (スコア:0)
青山氏の発言は時々嘘が混じっているそうなので、ほかの情報も合わせてどうぞ♪
http://lite-ra.com/2017/07/post-3306.html [lite-ra.com]
タイトルおかしくないですか? (スコア:1)
「自分が文書の流出元であることを背理法を使って証明した前川前事務次官」というのが正しい気がしますですよ。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
インターネットがマスコミの偏向を糺す (スコア:0)
加戸守行前愛媛県知事の証言を報道しない自由を行使したマスコミ、矮小化したマスコミが、ネットで指弾されるようになりました。。
良い時代になったものです。
Re: (スコア:0)
見に行ったら普通にゲロって居て笑ってしまった。
あーここまでゲロっても忖度されてしまうんだなあー。