Exciteの世界びっくりニュースによると、スタートレックでカーク艦長を演じたウイリアム・シャトナーが、自身の腎臓結石をオンラインカジノ「GoldenPalace.Com」に2万5000ドル（約290万円）で売り、その売却益を貧困層に家を建てる慈善団体に寄付したそうだ。(記事)

結石を買い取ったGoldenPlace.Comは、以前にも新生児のスポンサー権や命名権、おでこの使用権を買ったり、聖母マリアが浮き出ているトーストを買ったりと、ブランド認知のためにいろいろなものを買うことで有名。

お約束ではあるが、「それは、最後のボランティア？」

INTERNET Watchでも取り上げられているが、楽天は9日、2005年12月から実施していたキャンペーン「楽天ブックスポイントプレゼント」において、ユーザーに付与したポイントを一旦取り消したことを明らかにした。

楽天では、ANAやAOLやasahi.comなどのユーザーである楽天会員を対象に、「楽天スーパーポイント」（1ポイントが1円に相当）をそれぞれ500ポイント付与する「楽天ブックスポイントプレゼント」を実施。しかし、いいかげんな会員番号を入力したり、キャンペーンサイトのURLにアクセスするだけで誰でもポイントが取得可能だったために、12月31日頃から2ちゃんねるニュー速VIPなどで「祭り」となり、複数の楽天会員アカウントを取得し大量の商品をタダで手に入れた猛者もいた模様だ。楽天では、「キャンペーンの趣旨とは異なった利用が多数散見され」たことから、キャンペーンのポイントを全て取り消した。

しかし、元々広く告知されたキャンペーンであったため、「祭り」の発生以前に正当な手段でポイントを獲得した会員も多くいた。それらの会員に対しても「お客様が商品購入時に利用されたポイント分の代金については、(中略)お客様へ請求をさせていただきます」という内容のメールが楽天から届いている。

複数アカウントによる大量注文は論外としても、楽天の請求については無料ポイントが罠のワンクリック詐欺と全く同じではないだろうかという指摘も上がっている。