mfukudaの日記： D-SUB/VGA/DVIコネクタのネジ用に準備した、PBのナットドライバー(3/16インチ)の柄の酪酸臭について／ヤーポン法滅ぶべし

最近はVGAじゃなくHDMIかDisplayportだし、RS-232Cとかも使わないので、あんまり問題になんないんだけど。

D-SUB/VGA/DVIコネクタの固定ネジが2.6mm/3mm/インチが混在してて、しっかり固定できないケースがあったりする。また、グラボ側のVGA/DVIコネクタのネジはインチネジ（4-40UNC（ユニファイネジ））で、これの固定ナットが3/16インチ(約4.7mm)なんで、5mmのナットドライバーだとうまく回せなかったりすることがあった。このため、かなり前に秋葉原を探し回って、PBの203というナットドライバーの3/16インチのを入手して便利に使っていた。しかしながら、最近、工具箱から異臭がする。調べると、「PBのドライバーの柄が臭う」のは有名な話らしく、素材のCAB(セルロースアセテートブチレート）が加水分解して、酪酸が遊離して臭うとのこと(最近のモデルだとバニラの臭いになるように改善されているというが)。映画フィルムにセルロースアセテートを使っていて、加水分解して酢酸が発生する（ビネガーシンドローム）と同様の現象と思われる。このナットドライバーは捨てようかと思ったら、203というモデルはすでに廃品種になってて、他社の同等品はあまりよさそうなのが見当たらない。このため、チャック付きのビニール袋に密閉して、このまま利用することにした。差し替えソケットならsnap-onやKokenとかでインチのが手に入るけど、やや肉厚だし。

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というわけで、インチの工具類は入手が困難。インチの定規や巻尺は計量法で日本国内の販売が禁止されてるので、海外に行ったときにいくつか買い集めた（個人で所持する分には罰則ないよね？）。あの定規を見ないと、インチの下の単位が1/10インチじゃなくて、1/8とか1/16だってのを理解できないと思う。

ところで、「ヤード・ポンド法滅ぶべし」って「カルタゴ滅ぶべし,羅)Carthago delenda est」が元ネタだったのね。世界史を履修してないから、この辺まったく知らなかった。あと、間取りとかの図面で「J」って単位が出てきて、何かと思ったら広さの単位「畳（じょう）」のことだった。ジュールとかぶってるってば！