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minakajiの日記: 一週間で一度だけ眼の焦点が合う日

日記 by minakaji
軽い近視のぼくは普段の日は眼鏡もかけない。机の上に置かれたノート PC さえ視認できれば仕事になるのだから。お蔭で廊下で合う重役を非役職者と見間違え、首になりかけることもある。しかし火曜日だけは別だ。嫁に無駄遣いと避難されながらも眼医者で仕入れた使い捨てコンタクトレンズを入れ、焦点をビタっと合わせ、テニススクールに向う。仕事は早めに切り上げてある。残業も一切お断わりだ。

スクールではエグザスの鬼コーチの容赦ないボールが中年を襲う。ウォーミングアップでもう既にヘロヘロだ。それでも負けじとボールにくらいつく。昔はサッカーでならしたものだから根性は負けないつもりだが、何せ身体が付いてゆかない。そして腕もだ。全くの初心者から初めて一年半を少し過ぎた。しかし感心するぐらい上手くならない。特に、膝が曲がらないので脚のクッションを生かせず、かつ腰が回らない、脇が開いたヘロヘロのストローク。ボールの行方なんてボール自身に聞いてくれ。

そしてフォアのストロークがこれまたおもしろい程上達しない。これには我ながら愛想をつかし、最近フォアも両手に変えた。腰の位置でボールを捕えることができれば流石にまっすぐ飛ぶが、何せ相手のボールは必ず自分の腰の位置に飛んでくるとは限らない。それでもコーチだから何とか相手もしてくれるが、これが越前リョウマだったら、

「まだまだだね。悪いけど、あんたにつきあってる暇ないんだ」

とか言われそうだ。これだったらまだバックハンドの方がましなぐらいだ。

そして短い一時間半が終わる。身体はヘロヘロだが、一向に腕が上がらないものだから、気持ちだけははやり、もっともっとレッスンをやりたいと思っている。しかしここはスポーツクラブ。コーチも商売だ。中年サラリーマンに週何度もテニスに通う程の甲斐性はない。他に二人の子供や嫁にも行かせてやらねばならんし、旨い飯も食わせてやりたい。

くっそー、また来週くるぜ、エグザス、それまで首を洗って待っていろ。

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